日本は3位決定戦で韓国と対戦。6-2で快勝し銅メダルを獲得した。この試合の前に行われた決勝は米国が台湾を破って優勝を決めた。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 |
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日 | 1 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
韓 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
※7イニング制
【日】生盛、川原
戦評
初回、2番の九州国際大・黒田義信外野手(3年)、3番大阪桐蔭・松尾汐恩捕手(3年)の連打で一、三塁のチャンスを広げ、4番の広陵・内海優太内野手(3年)の中前タイムリーで1点を先制した。
先発の興南・生盛亜勇太(3年)の不安な立ち上がりも、好守で盛り立てた。連続四球で1死二、三塁のピンチを背負ったものの、履正社・光弘帆高遊撃手(3年)が本塁へ好返球してタッチアウト。さらに、大阪桐蔭・伊藤櫂人三塁手(3年)が三遊間の鋭いゴロをダイビングキャッチするスーパープレーで、無失点に封じた。
好守でリズムをつかむと、打線も勢いづいた。無死二塁からバントを失敗したものの、打線がつながり、1死満塁から押し出し四球で1点を追加。さらに、松尾の2点適時打、智弁和歌山・渡部海捕手(3年)の2点適時打と、一挙5点を奪って突き放した。ドラフト上位候補の松尾は3安打2打点の活躍を見せた。
生盛は4回3安打2失点と好投。5回からは2番手として大阪桐蔭・川原嗣貴投手(3年)が救援。3イニングを1安打無失点に封じ、試合を締めくくった。
スタメン
1(左)浅野翔吾(高松商)
2(右)黒田義信(九州国際大付)
3(捕)松尾汐恩(大阪桐蔭)
4(一)内海優太(広陵)
5(指)渡部海(智弁和歌山)
6(遊)光弘帆高(履正社)
7(三)伊藤櫂人(大阪桐蔭)
8(二)藤森康淳(天理)
9(中)海老根優大(大阪桐蔭)
P生盛亜勇太(興南)
高校日本代表メンバー
大会方式
【組み分け】
A組 米国、韓国、オランダ、カナダ、ブラジル、南アフリカ
B組 日本、台湾、メキシコ、オーストラリア、パナマ、イタリア
【レギュレーション】
1試合7イニング制。8回からタイブレークを採用(無死一、二塁から開始)。1次ラウンド(R)はA、B各組6チームで総当たり戦を実施。各組上位3チームがスーパーRに進出する。勝敗が並んだ場合は(1)直接対決(2)得失点率差(3)得自責点率差(4)チーム打率(5)コイントスの順で決定。スーパーRは別組の3チームと対戦。1次Rで対戦した同組勝ち上がりチームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で順位決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む。球数制限があり、50~104球なら中1日、105球以上なら中4日の登板間隔を空けなければならない。