オリックスが3勝2敗1分けとして、26年ぶりの日本一へ王手をかけた。 先発の山崎福也投手(30)が5回無失点と好投。安打は初回、先頭の塩見に中前打を許したのみ。第2戦にも4回無失点で、今シリーズは9回を投げて無失点となった。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【オ】山崎福、宇田川、平野佳、山崎颯、ワゲスパック
【ヤ】小川、木沢、石山、マクガフ、久保
試合経過
1回
【オリックス】
1番太田 中安打
2番宗 二ゴロ
3番中川圭 空振り三振
4番吉田正 遊飛
【ヤクルト】
1番塩見 中安打
2番青木 二併殺
3番山田 右飛
2回
【オリックス】
5番杉本 遊ゴロ
6番安達 空振り三振
7番紅林 遊飛
【ヤクルト】
4番村上 一飛
5番オスナ 空振り三振
6番中村 遊ゴロ
3回
【オリックス】
8番伏見 死球
9番山崎福 投犠打
1番太田 空振り三振
2番宗 一ゴロ
【ヤクルト】
7番サンタナ 中飛
8番長岡 投直
9番小川 四球
1番塩見 中飛
4回
【オリックス】
3番中川圭 中飛
4番吉田正 左飛
5番杉本 空振り三振
【ヤクルト】
2番青木 一ゴロ
3番山田 四球
4番村上 四球
5番オスナ 遊ゴロ
6番中村 左飛
5回
【オリックス】
6番安達 空振り三振
7番紅林 中安打
8番伏見 中飛
9番山崎福 中飛
【ヤクルト】
7番サンタナ 遊ゴロ
8番長岡 空振り三振
9番小川 空振り三振
6回
【オリックス】
1番太田 左安打
2番宗 投犠打
3番中川圭 捕邪
4番吉田正 申告敬遠
5番杉本 ライトへ先制の適時打。2死一、三塁
6番安達 四球
7番紅林 空振り三振
【ヤクルト】
オリックス2番手は宇田川
1番塩見 空振り三振
2番青木 二ゴロ
3番山田 四球
4番村上 四球
5番オスナ 空振り三振
7回
【オリックス】
ヤクルト2番手は木沢
8番伏見 空振り三振
代打野口 中安打
1番太田 二飛
2番宗 二ゴロ
【ヤクルト】
オリックス3番手は平野佳
6番中村 二ゴロ
7番サンタナ 空振り三振
8番長岡 空振り三振
8回
【オリックス】
ヤクルト3番手は石山
3番中川圭 二ゴロ
4番吉田正 遊飛
5番杉本 空振り三振
【ヤクルト】
オリックス4番手は山崎颯
代打宮本 見逃し三振
1番塩見 空振り三振
2番青木 二ゴロ
9回
【オリックス】
ヤクルト4番手はマクガフ
6番安達 右安打
7番紅林 マクガフの一塁悪送球で一塁走者の安達が生還。無死三塁
8番伏見 一邪
代打西野 ライトへ犠飛
1番太田 四球
ヤクルト5番手は久保
2番宗 左安打
3番中川圭 遊ゴロ
【ヤクルト】
オリックス5番手はワゲスパック
3番山田 左飛
4番村上 空振り三振
5番オスナ 二ゴロ
スタメン
【オリックス】
1(一)太田
2(三)宗
3(中)中川圭
4(左)吉田正
5(右)杉本
6(二)安達
7(遊)紅林
8(捕)伏見
9(投)山崎福
【ヤクルト】
1(中)塩見
2(左)青木
3(二)山田
4(三)村上
5(一)オスナ
6(捕)中村
7(右)サンタナ
8(遊)長岡
9(投)小川
◆第1戦VTR ヤクルトは同点の3回に塩見のソロで勝ち越し、4回はオスナのソロで加点。4-3の8回には村上のソロで突き放した。小川は5回で4四死球、6安打を許しながらも2失点と粘投。6回以降は4投手の継投で逃げ切った。オリックスは先発山本が4回0/3を4失点で負傷降板。打線はヤクルトと同じ10安打を放ちながら、12残塁の拙攻だった。
◆第2戦VTR 延長12回で引き分けた。ヤクルトは0-3の9回、無死一、二塁から代打内山壮の日本シリーズ初打席本塁打となる3ランで追い付いた。延長に入っても10回2死一、三塁、11回2死二塁と攻めたがサヨナラ勝ちならず。投手陣は4回以降を1失点でしのいだ。オリックスは先発山崎福から4人が8回まで無失点で継投したが、9回に阿部が3点差を守れなかった。
◆第3戦VTR ヤクルトは5回、第2戦まで9打数無安打だった山田の3ランで先制。7回は村上の押し出し四球、9回には村上の2点二塁打とオスナの適時打で3点を加えた。先発高橋は6回を3安打、7奪三振で無失点。オリックスは宮城が5回2死から1発を許し、6回途中で降板。打線は4回1死二、三塁の絶好機で中川圭、杉本が連続三振に終わり、先制できなかった。
◆第4戦VTR オリックスが完封リレー。3回に杉本の適時打で挙げた1点を守った。先発山岡は4回1/3を無失点。5回1死三塁で救援した宇田川が山崎、山田から連続三振を奪い、6回1死一、三塁のピンチも連続三振でしのいだ。山崎颯は2回無走者。ヤクルトは6回まで毎回走者を出し、9回も無死二塁としたが最後まで決定打が出なかった。
◆第5戦VTR オリックスが逆転サヨナラ勝ち。。1回に先制、6回に逆転を許したが、3-4の9回1死二塁から西野の内野安打に失策が絡み、同点。さらに2死一塁から吉田正がこの日2本目となる2ランを放って試合を決めた。ヤクルトは新人の山下が5回3失点と粘投。6回に青木の適時二塁打でリードも、抑えのマクガフが踏ん張れなかった。