セ・リーグ覇者のヤクルトとパ・リーグ覇者のオリックスが日本一をかけて激突する「SMBC日本シリーズ2022」。
先発はヤクルトがサイスニード。オリックスが宮城大弥。
オリックスが2敗1分けの窮地から一気の4連勝で、26年ぶり日本一を成し遂げた。 仰木監督やイチローらを擁した95、96年以来のリーグ連覇を決めた22年シーズン。前回連覇時のV戦士である中嶋聡監督(53)が、96年以来の日本の頂点へと導いた。ヤクルトは2勝1分けからまさかの4連敗で、球団史上初の2年連続日本一を逃した。 前半の失点が響き、あと1歩追いつけなかった。
試合後
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 |
【オ】宮城、宇田川、山崎颯、比嘉、ワゲスパック
【ヤ】サイスニード、大西、田口、石山、清水
【本】オスナ2号3ラン
試合経過
1回
【オリックス】
1番太田 初球をバックスクリーンへ先頭打者本塁打 <ヤ0-1オ>
2番宗 左飛
3番中川圭 中安打
4番吉田正 二ゴロ ランナーは二塁へ
5番杉本 死球が右肘に当たる
6番安達 センター返しの軽打で二内野安打
7番紅林 空振り三振
日本シリーズ史上初!太田椋が先頭打者初球本塁打 開始わずか数秒で主導権
【ヤクルト】
1番塩見 三ゴロ
2番キブレハン 一邪飛
3番山田 遊ゴロ
2回
【オリックス】
8番伏見 遊ゴロ
9番宮城 空振りで三球三振
1番太田 外のスライダーを空振り三振
【ヤクルト】
4番村上 外角低め直球を見逃し三振
5番オスナ 三塁線を襲う強打を好捕 三ゴロ
6番中村 三強襲安打
7番サンタナ 中安打
8番長岡 遊ゴロ
3回
【オリックス】
2番宗 二ゴロ
3番中川圭 空振り三振
4番吉田正 遊ゴロ
【ヤクルト】
9番サイスニード 見逃し三振
1番塩見 チェンジアップを空振り三振
2番キブレハン ボテボテの捕ゴロ
4回
【オリックス】
5番杉本 中飛
6番安達 中飛
7番紅林 空振り三振
【ヤクルト】
3番山田 空振り三振
4番村上 投ゴロ
5番オスナ フェンス一歩手前の中飛
5回
【オリックス】
8番伏見 右安打
9番宮城 犠打がバントシフトの間を抜く 遊犠安打
1番太田 犠打、村上とサイスニードがお見合い 投犠安打
2番宗 一ゴロ、一塁踏んで本塁送球、三塁走者タッチアウト 一併殺打
3番中川 フルカウントから四球
4番吉田 押し出し死球 <ヤ0-2オ>
5番杉本 左中間へ、塩見が追いつくも取れず、適時失策 <ヤ0-5オ>
【投手交代】ヤクルト2番手は大西
6番安達 空振り三振
日本一へ貴重な4点追加 吉田正尚が押し出し死球、ラオウ杉本が失策誘う一掃打
崖っぷちで痛恨の守備ミス 5回満塁ピンチで塩見が杉本の飛球後逸、3者生還許す
【ヤクルト】
6番中村 一邪飛
7番サンタナ 四球
8番長岡 右安打
代打川端 低め直球を見逃し三振
1番塩見 遊ゴロ
中4日の宮城大弥がVかけた一戦で5回0封 山田に3ラン浴びた第2戦のリベンジ
6回
【オリックス】
【投手交代】ヤクルト3番手は田口
7番紅林 中飛
8番伏見 中安打
代打野口 空振り三振
1番太田 中飛
【ヤクルト】
【投手交代】オリックス2番手は宇田川
代打丸山和 空振り三振
3番山田 四球
4番村上 外角直球を見逃し三振
5番オスナ 左飛
7回
【オリックス】
2番宗 一ゴロ
3番中川圭 空振り三振
4番吉田正 中飛
【ヤクルト】
6番中村 右飛
7番サンタナ 中川がハーフバウンドを弾き、サンタナ好走塁 中二塁打
8番長岡 左飛
代打青木 ハーフスイングを取られ、空振り三振
8回
【オリックス】
【投手交代】ヤクルト4番手は石山
5番杉本 空振り三振
6番安達 三遊間のゴロを長岡が好プレー
7番紅林 中飛
【ヤクルト】
【投手交代】オリックス3番手は山崎颯
1番塩見 右安打 この日初めて先頭が出る
2番丸山和 中安打
3番山田 ゾーンの真っ直ぐに空振り三振
4番村上 ライトへ適時打 <ヤ1-5オ>
5番オスナ レフトへ3ラン本塁打! <ヤ4-5オ>
【投手交代】オリックス4番手は比嘉
6番中村 空振り三振
7番サンタナ 投ゴロ
9回
【オリックス】
【投手交代】ヤクルト5番手は清水
8番伏見 右中間へ二塁打 この日猛打賞!
代打福田 捕犠打
1番太田 オスナがファンブルするも、本塁送球タッチアウト
2番宗 緩いカーブを見逃し三振
【ヤクルト】
【投手交代】オリックス5番手はワゲスパック
8番長岡 中飛
代打内山壮 遊飛
1番塩見 空振り三振
スタメン
【オリックス】
1(一)太田
2(三)宗
3(中)中川圭
4(左)吉田正
5(右)杉本
6(二)安達
7(遊)紅林
8(捕)伏見
9(投)宮城
【ヤクルト】
1(中)塩見
2(左)キブレハン
3(二)山田
4(三)村上
5(一)オスナ
6(捕)中村
7(右)サンタナ
8(遊)長岡
9(投)サイスニード
日本シリーズ日程&第6戦までの結果
日本シリーズ第8戦は神宮で午後6時半開始 延長回の制限なし、雨天などで中止なら翌日に順延
◆第1戦VTR ヤクルトは同点の3回に塩見のソロで勝ち越し、4回はオスナのソロで加点。4-3の8回には村上のソロで突き放した。小川は5回で4四死球、6安打を許しながらも2失点と粘投。6回以降は4投手の継投で逃げ切った。オリックスは先発山本が4回0/3を4失点で負傷降板。打線はヤクルトと同じ10安打を放ちながら、12残塁の拙攻だった。
◆第2戦VTR 延長12回で引き分けた。ヤクルトは0-3の9回、無死一、二塁から代打内山壮の日本シリーズ初打席本塁打となる3ランで追い付いた。延長に入っても10回2死一、三塁、11回2死二塁と攻めたがサヨナラ勝ちならず。投手陣は4回以降を1失点でしのいだ。オリックスは先発山崎福から4人が8回まで無失点で継投したが、9回に阿部が3点差を守れなかった。
◆第3戦VTR ヤクルトは5回、第2戦まで9打数無安打だった山田の3ランで先制。7回は村上の押し出し四球、9回には村上の2点二塁打とオスナの適時打で3点を加えた。先発高橋は6回を3安打、7奪三振で無失点。オリックスは宮城が5回2死から1発を許し、6回途中で降板。打線は4回1死二、三塁の絶好機で中川圭、杉本が連続三振に終わり、先制できなかった。
◆第4戦VTR オリックスが完封リレー。3回に杉本の適時打で挙げた1点を守った。先発山岡は4回1/3を無失点。5回1死三塁で救援した宇田川が山崎、山田から連続三振を奪い、6回1死一、三塁のピンチも連続三振でしのいだ。山崎颯は2回無走者。ヤクルトは6回まで毎回走者を出し、9回も無死二塁としたが最後まで決定打が出なかった。
◆第5戦VTR オリックスが逆転サヨナラ勝ち。1回に先制、6回に逆転を許したが、3-4の9回1死二塁から西野の内野安打に失策が絡み、同点。さらに2死一塁から吉田正がこの日2本目の1発となる2ランを放って試合を決めた。ヤクルトは新人の山下が5回3失点と粘投。6回に青木の適時二塁打でリードも、抑えのマクガフが踏ん張れなかった。
◆第6戦VTR オリックスが完封リレーで王手をかけた。先発山崎福は5回1安打無失点。6回以降は4人の継投で反撃を許さなかった。打線は6回に杉本の適時打で先制。9回にはマクガフの悪送球による失策と、代打西野の犠飛で2点を加えた。杉本の勝利打点は第4戦に次いで今シリーズ2度目。ヤクルトの安打は初回先頭の塩見が打った1本だけだった。