元前頭筆頭の花ノ国さんは、自身の人生論に、筋肉質な力士の絵を添えてくれました。

「５０～６０、花なら蕾（つぼみ）　

７０～８０、働きざかり

　９０、迎えに来たならば

　１００まで、まてと追いかえせ」。

　　その真意について「老いて益々盛ん、という心意気やな」と話してくれました。

　　若者頭として夏巡業にも帯同して、裏方仕事をこなす花ノ国さん。「巡業でちびっ子相撲に出る子供の中には、やんちゃな子もおるから、しっかり指導するのが大変なんや」。時には厳しく、時には優しく「アメとムチ作戦」で、子供たちを教育しているそうです。