大相撲
夏巡業2015絵日記
8月10日新潟・五泉市 式守勘太夫(行司)
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行司さんの仕事は、土俵上で取組を裁くこと以外にいくつもあります。番付表など相撲字を書くことも、その1つ。そのため、商売道具の筆はいつも仕事場に常備しています。
三役格行司の式守勘太夫さんに今回の絵日記をお願いすると、手元の筆であっという間に書き上げてくれました。
軍配に描かれた文字は「心気一体」。勘太夫さんは「心と体が1つになること。『心技体』という言葉の元になった言葉だと聞いています」と説明してくれました。心と体を一体にして、大事な一番を裁く行司さんらしい作品になりました。