大相撲
夏の絵日記2016
8月16日 木村元基
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夏巡業中に48歳の誕生日を迎えた幕内格行司の木村元基さん。すらすらと描いてくれたのは力士に懸賞の代わりに、メロンシロップがかけられたかき氷を渡す姿です。「暑いですからね。子どもが見て、笑ってくれるものを考えました」とお茶目な絵を披露してくれました。
かき氷には、ちょっとしたご家族への思いがありました。家で待つのは奥さまと高校3年、高校1年、小学校5年、幼稚園年長の4姉妹。「子どもたちはお祭りが好きで、一緒に行くとかき氷を欲しがるんです。だから、かき氷を見ると『元気にしているかなぁ』と思っちゃいますね」。
夏巡業が増えたことで、名古屋場所前から2カ月ほど、自宅に帰ることはできません。「巡業が長くなったのはうれしいことだけど、子どもとお祭りにいけないのは、ちょっと寂しいかなぁ」。暑さを癒やしてくれるかき氷を見るたびに、そんな思いも込み上げてくる夏です。
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