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大相撲

夏の絵日記2016

8月23日 栃ノ心

栃ノ心

 栃ノ心関が絵日記に選んだ題材は「草履」でした。「相撲のことを書きたかったんですけど、難しくてダメでした。草履は簡単だから」と笑いましたが、丁寧な色づかいに、関取の性格が表れている気がします。

 草履を選んだのは「毎日使う、大事なものだから」。栃ノ心関は、雪駄(せった)を履きません。「雪駄はゴム製で太くて、かかとが痛くなるんです。今、使っている草履は安いんですが、めっちゃ軽くて履きやすい。これがいいんですよ」。壊れては同じ種類を買い足し、壊れては買い足し、もう何年も使っているそうです。

 周囲からはたまに「三役なのに安い草履を履いているのか」と言われることがありました。それでも、栃ノ心関は「安いから履いているわけではなくて、履きやすいから選んでいる。毎日使うから、履きやすいものがいいんです」。土俵をかみしめる足は、力士にとっての命。だから、その履物にも、ちょっとしたこだわりがありました。




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