大相撲
夏の絵日記2016
8月25日 松鳳山
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駒大出身の松鳳山関はこの夏、長年の「夢」を1つ達成しました。曹洞宗の流れをくむ駒大とあって、お坊さんの知り合いも多い関取。その知り合いたちは、福井県永平寺町にある曹洞宗の大本山「永平寺」か、横浜市にある同じく大本山「総持寺」で、とても厳しい修行を積むそうです。その1つの永平寺にこの夏巡業中、やっと足を踏み入れることができました。
「ずっと行ってみたかったんです。ちょうど福井市巡業の前に休みがあって、連れて行ってもらいました。特別な空間でした。特別な場所にも入らせてもらいました。応接間で、偉い方とお話しさせていただくこともできました。やっぱり駒大生にとって、特別なところですね」
描いた永平寺の唐門は、別名「勅使門」とも呼ばれます。杉の老木に囲まれ、その前には菊のご紋。皇室からの使者を迎えるときなどしか開かれることがありません。「自分は1度行くと、次も行きたいとはあまり思わないんですが、ここはもう1度、行きたくなりました。前回は気づけなかったところを発見したい」。この夏は、いい“旅”となったようです。
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