大相撲
夏の絵日記2016
8月26日 高安
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昨年は絵日記の題材に悩んで知恵熱も出た高安関。今年も「『描けない…』と思うと知恵熱が出ました」と、スケッチブックの前で固まる日々。巡業中は苦笑いの連続でした。それでも果敢に挑戦してくれた絵はバラの花束。そこには、こんなすてきなエピソードが詰まっていました。
「2年前の6月が、両親の30周年の結婚記念日だったんです。ちょうど用事で地方にいるときでしたが、お祝いのパーティーを開くというのを母親の友だちに聞いて『行こう』と。年数と同じ30本のバラを何も言わずに用意して、待ち伏せしたんです。現れたらビックリしていましたね。母親を号泣させちゃいました」。
小さいころから、人を驚かせたり、喜ばせるのが大好きだという関取。「来年に描く絵を、今から考えておきますね」。きっとまた、見る人が喜ぶような絵を描いてくれることでしょうね。
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