大相撲
夏の絵日記2016
番外編 伊藤秀雄トレーナー
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番外編は、度肝を抜かれる傑作です。巡業に同行して毎日、力士たちの疲れを癒やす伊藤トレーナーは、実は絵が大の得意。前職は建築士で、「数字や図面には強いですよ」と明かしてくれました。2男2女の父でもあり、子どもたちの上履きに手の込んだイラストを描いてあげることもあるそうです。
今回の絵はずばり「3横綱」。忙しい合間を縫って、色鉛筆で約2時間かけて大空に羽ばたく鳳凰(ほうおう、白鵬関)と竜(鶴竜関)、大地にそびえ立つ富士山(日馬富士関)を色鮮やかに描いてくれました。
拠点は愛知ながら、全国津々浦々の旅で家を空けることもしばしば。多い時は一日に30人ほど、朝から晩までマッサージを続けるというから驚きです。関取衆からの信頼も厚く、日馬富士関も「先生には感謝してもしきれない」と話していました。大相撲人気で巡業も増えた分、力士たちの負担も大きくなるのは仕方がないこと。伊藤トレーナーの奮闘が、本場所の盛り上がりにつながる、かもしれません。
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