大相撲
夏の絵日記2017
8月7日 輝「巡業や 部屋にしみ入る セミの声」
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8月といえば、世間は夏の真っ盛り。でも、お相撲さんの感覚はちょっと違うようです。輝関は「名古屋場所が終わると、夏が終わった感じがするんです」。
もちろん、気温は高く、汗がダラダラ。体感ではこの暑さを「夏」と認識していますが、感覚は違うようです。だからでした。「新潟の新発田市での巡業で、セミの鳴き声がすごいなと思ったら部屋の窓に張り付いていました。そのときにあらためて『夏だもんなぁ…』って思ったんです」。
石川県七尾市に生まれ、クワガタやカブトムシを採取して遊んでいた輝少年ですが、実はセミだけは苦手でした。「音がうるさいし、小便をかけられるんです。だから大嫌いでした」。
ただ、抜け殻は大丈夫。「そういえば、名古屋場所後の休みにテッポウ柱を見たら、セミの抜け殻がついていました」。それは驚き。輝関にとって、今年は楽しい夏となるでしょうか。
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