大相撲
夏の絵日記2017
8月15日 誉富士「勝負師は忍耐も」
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勝負師には忍耐強さも必要。たとえ結果が無に終わろうとも…。というわけで十両誉富士関が描いてくれたのは、釣り糸をジッと垂れて釣果を待つ自分の、何ともいえないホンワカした絵です。
今月5日の新潟・佐渡巡業に備え、力士一行は佐渡島に先乗り。日本海に面した青森・鰺ケ沢町出身の誉富士関は、小学校時代まで親しんだ海釣りに、後援会員や付け人ら5、6人で出ました。「朝6時に出発して3時間やって、まさか1匹も引っかからないとは…。結局、全員でも1匹しか釣れなくて『こんなことってあるのか』と。だから、こんな顔になりました」。
角界入り後、2度目という海釣りは、あえなく黒星。ただ「釣れなかったけど楽しかったな」とリフレッシュにはなり、本人いわく「無表情」という顔も柔和に見えます。返り入幕を目指す32歳は「魚には負けたけど若い人には負けたくない」と土俵では白星を、次々と釣り上げるつもりでいます。
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