[ 2014年6月14日11時48分 ]<W杯:チリ3-1オーストラリア>◇1次リーグB組◇13日◇クイアバ
チリがFWサンチェスの1ゴール1アシストの活躍などでオーストラリアを下した。
チリ(FIFAランク14位)は2大会連続9度目の出場、オーストラリア(同62位)は3大会連続4度目の出場。直前の試合でスペインが大敗したことにより、両チームは1次リーグ突破へ向け、より気合が入る状況となった。
前半12分、チリはゴール前に攻め込み、アランギスがゴール右から上げたクロスをバルガスが頭で落とし、最後はサンチェスが右足で決めて先制点を挙げた。
チリはさらに同14分、右サイドのサンチェスが中央に送ったパスをバルディビアがゴール正面から右足で決めて追加点。2-0とリードを広げた。
チリの機動力の前になかなかチャンスを作り出せずにいたオーストラリアだったが、前半35分、右からのクロスをゴール前のケーヒルが相手DFに競り勝ちヘディングシュート。1点を返した。
後半に入るとオーストラリアの攻撃が目立ち、8分には右サイドからのクロスをケーヒルが頭で決めたかに見えたが、オフサイドの判定でノーゴール。11分にはブレシャノが巧みなボレーシュートを枠に飛ばしたが、GKにはじかれた。
後半17分、チリのバルガスがゴール前でGKをかわしてシュートを放つも、オーストラリアのDFウィルキンソンがゴールライン上で辛くもクリアした。
ロスタイムに入り、チリはボーセジュールのゴールで3点目。そのまま逃げ切って勝ち点3を獲得した。
B組は初戦を終えたところで1位オランダ(勝ち点3)、2位チリ(3)、3位オーストラリア(0)、4位スペイン(0)となった。