[ 2014年6月15日5時54分 ]<W杯:ウルグアイ1-3コスタリカ>◇1次リーグD組◇14日◇フォルタレザ
「死の組」初戦で、いきなり波乱が起きた。この組で唯一優勝経験のないコスタリカ(FIFAランク28位)が逆転でウルグアイ(同7位)を破った。
前半はウルグアイが主導権を握った。23分、ウルグアイはC大阪に所属するフォルランのFKからゴール前の混戦でルガノが倒されてPKを獲得した。これをカバニが右足でしっかりゴール右すみに決め、先制した。
前半44分にもフォルランが惜しいミドルシュートを放つなど、ウルグアイの攻撃陣がいい動きを見せた。
コスタリカは4度のCKを得るなどゴール前まで何度か迫ったものの、決定的なチャンスは生み出せず前半を無得点で終えた。
しかし後半に入るとコスタリカが反撃に出た。9分、ガンボアの右からのクロスをファーサイドにいたキャンベルが左足で強烈なシュートをゴールに突き刺し、1-1の同点とした。
さらに後半12分、ボラニョスのFKでゴール前に入ったボールを、左サイドにいたドゥアルテがDFに絡まれながらも頭から飛び込んでゴール。あっという間に2-1とリードを奪った。
後半39分には、交代したばかりのウレニャがDFの裏に抜け出し、GKをかわすように右足で左に流してゴール。勝利を決定付ける3点目を奪った。
ウルグアイはエースのスアレスが故障で欠場したことも響き、まさかの完敗スタートとなった。
次戦はウルグアイが19日にイングランドと、コスタリカは20日にイタリアと対戦する。