[ 2014年6月21日8時53分 ]<W杯:ホンジュラス1-2エクアドル>◇1次リーグE組◇20日◇クリチバ
エクアドル(FIFAランク26位)が2-1でホンジュラス(同33位)に逆転勝ちし、勝ち点3として得失点差でE組2位に浮上した。前半31分にホンジュラスに先制されたが、3分後にE・バレンシアが同点ゴール。後半20分にもE・バレンシアが勝ち越し点を挙げた。ホンジュラスは2連敗と苦しくなった。
エクアドルは前半20分に最初のビッグチャンス。DFの裏に抜け出したE・バレンシアがGKと1対1になったが、左足のシュートはゴール左に外れた。
同31分、ホンジュラスはゴール前から縦パス1本で前線のFWコストリーに渡り、これを落ち着いて左足でゴール左に決めた。同国にとっては82年大会以来、32年ぶりの得点となった。
しかし3分後の同34分、エクアドルは右サイドからのDFパレデスのシュートが相手選手に当たって角度が変わったところを、ファーサイドに詰めていたE・バレンシアが左足で押し込み、1-1の同点に追いついた。
さらに後半20分、エクアドルは左サイドで得たFKをW・アジョビがゴール前に上げ、中央でジャンプしたE・バレンシアが高い打点でヘディングゴール。2-1と勝ち越した。
この試合では開幕戦の主審だった日本の西村雄一氏が第4審判を務めた。
25日(日本時間26日)の1次リーグ最終戦で、エクアドル(勝ち点3)はフランス(同6)と、ホンジュラス(同0)はスイス(同3)と対戦する。【得点者】前半31分
コストリー(ホンジュラス)前半34分
E・バレンシア(エクアドル)後半20分
E・バレンシア(エクアドル)