日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 歴代受賞者と受賞作品
  2. 第21回石原裕次郎新人賞 授賞式記事

  1. トップ
  2. ファン大賞
  3. 関連ニュース
  4. 関連写真
  5. ノミネート一覧
  6. 歴代受賞者・作品
  7. 概要

石原裕次郎新人賞ー松田翔太「イキガミ」「花より男子ファイナル」

松田翔太
石原裕次郎新人賞を受賞した松田翔太は父の故松田優作さんの映像を背に石原まき子さんの言葉を聞く(撮影・蔦林史峰)
movie動画はこちらから→

【受賞式記事】

 松田翔太は、緊張気味に登壇した。2年ぶりに選出された石原裕次郎新人賞。一昨年の受賞者、V6岡田准一(28)から盾を、裕次郎夫人の石原まき子さんから賞金を受け取ると「率直に、めちゃくちゃうれしい。ですが、もう1人の自分があまり喜ぶなと言っています。浮かれちゃだめだと。でも、ここに立つと…やっぱりめちゃくちゃうれしい」。ユニークなあいさつで会場をわかせた。

 主演作「イキガミ」の静かな中にも存在感のある演技が評価された。若者に死を宣告する公務員の藤本役。「ああいう受け身の芝居は初めて。どうしても動きたくなるしテンションを保つのに苦労した」と役作りの難しさを振り返った。

 壇上スクリーンには、裕次郎さんと父優作さんの共演シーンが流された。まき子さんが「優作さんが『太陽にほえろ!』に出演してくださった時は、翔太さんはまだこの世にいらっしゃらなかったのねえ」と感慨深げに話し「頑張ってください」とエール。翔太は「本当に光栄です。家に帰ったら、この盾を仏壇に飾りたいですね」と笑顔を見せた。

 同じ俳優の兄龍平から「おめでとう」の電話があったという。母も女優松田美由紀の役者一家だ。「演技の話が普段の会話のようなもの」。23歳にして、早くもその才能を開花させた。現在は来年1月スタートのTBS系ドラマ「ラブシャッフル」に全力投球。09年も翔太が飛翔する。【石井康夫】

[2008年12月29日 紙面から]

 ◆松田翔太(まつだ・しょうた) 1985年(昭60)9月10日、東京都生まれ。父は故松田優作さん、母は女優松田美由紀、兄松田龍平。英国に語学留学後、05年にドラマ「ヤンキー母校に帰る」で俳優デビュー。映画は「陽気なギャングが地球を回す」、主演作「ワルボロ」など。181センチ、61キロ。血液型A。

 ◆「イキガミ」 国民の生命の価値に対する意識を高めるため「国家繁栄維持法」が施行された。1000人に1人の確率で政府が若者の命を奪う世界にいる藤本賢吾(松田翔太)は、死亡予告書「逝紙(いきがみ)」を配達する公務員。残された24時間を懸命に生きる若者の姿に、自分の任務の疑問を抱く。滝本智行監督。

 ◆「花より男子ファイナル」 貧乏なヒロイン牧野つくし(井上真央)は通称「F4」と呼ばれる御曹司グループのリーダー道明寺司(松本潤)からプロポーズを受けた。あれから4年—。現代のプリンセスとして注目されるつくしだが、生活が一変してしまうことに不安を抱き始めていた。松田翔太は茶道家元の跡取りとして出演。石井康晴監督。

第21回日刊スポーツ映画大賞
  「タイトル」監督 記事
作品賞&監督賞 「おくりびと」
  滝田洋二郎監督
受賞発表記事
受賞式記事
主演男優賞   中居正広
「私は貝になりたい」
受賞発表記事
受賞式記事
主演女優賞   綾瀬はるか
「ICHI」「僕の彼女はサイボーグ」「ハッピーフライト」
受賞発表記事
受賞式記事
助演男優賞   堺雅人
「クライマーズ・ハイ」「アフタースクール」
受賞発表記事
受賞式記事
助演女優賞   夏川結衣
「歩いても 歩いても」
受賞発表記事
受賞式記事
新人賞   夏帆
「うた魂♪」「東京少女」ほか
受賞発表記事
受賞式記事
外国作品賞 「ノーカントリー」
  パラマウントジャパン、ショウゲート
受賞発表記事
受賞式記事
石原裕次郎賞 「クライマーズ・ハイ」
  原田真人監督
受賞発表記事
受賞式記事
石原裕次郎新人賞   松田翔太
「イキガミ」「花より男子ファイナル」
受賞発表記事
受賞式記事
ファン大賞 「私は貝になりたい」「レッドクリフ Part1」 受賞式記事




日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞