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外国作品賞ー「ハート・ロッカー」ブロードメディア・スタジオ

【受賞発表記事】

 米映画「ハート・ロッカー」(キャスリン・ビグロー監督)が、外国作品賞を獲得した。イラクを舞台に米軍爆弾処理班の活動を描いた社会派ドラマで、米国では昨年6月、日本では今年3月に公開。イラクへの武力介入の意味を問う世相を反映し、今年3月の米アカデミー賞9部門にノミネートされ、最多6部門を受賞した。日本での評価も高く、今回の受賞について、共同プロデューサーのニコラス・シャルティエ氏は「素晴らしいニュースです。このような賞をいただけて光栄です。日刊スポーツの皆さん、ありがとうございます」とコメントを寄せた。

 ビグロー監督は、米アカデミー賞で女性初の監督賞を受賞。SF映画「アバター」の監督で、元夫のジェームズ・キャメロン監督との対決でも注目された。来年撮影の新作「トリプル・フロンティア(原題)」では、トム・ハンクス出演で犯罪組織の暗躍を描くという。

[2010年12月2日 紙面から]

 ◆ハート・ロッカー 04年のイラクを舞台に、爆発物処理に従事する米陸軍の爆発物処理班EODの奮闘を描く。残り39日で任務から離れる予定だったサンボーンとエルドリッジは、過去870もの爆発物を解体、処理したジェームズ2等軍曹が上長となったことで苦境に立たされる。第82回アカデミー賞で最多9部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門を受賞。

外国作品賞・選考経過
 外国作品賞選考経過 今年3月の米アカデミー賞で注目された2作品が、票を集めた。「『ハート・ロッカー』は衝撃的。これが戦争の実態なんだ。戦争の非日常性をとらえた」(櫻井修氏)、「『アバター』の3Dは、飛び出る面白さではなく、奥行きの深さ。そこがこれまでと違う」(品田雄吉氏)。3D元年の代表作「アバター」の評価は高かったが、「ハート―」が決選投票を制した。
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石原裕次郎賞・石原裕次郎新人賞とは
 1987年(昭和62)に亡くなった、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得て、スケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞。裕次郎さんをほうふつとさせる将来性豊かな、映画デビュー5年以内の新人に贈られるのが、石原裕次郎新人賞。賞金は各300万円、100万円。




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