“世界のYAHAGI”厩舎から世界的良血がデビューする。シンエンペラー(牡、父シユーニ、母スターレッツシスター)は20年凱旋門賞馬ソットサスの全弟。師がアルカナ社のオーガストイヤリングセールで落札した。「大いに期待しています。ヨーロッパの馬にしては機敏さがある。日本競馬に適合すると思って買ってきたので、クラシックを意識して使っていきたい」。秋の初陣を目指す。
セルキスの21(牡、父キズナ、馬名予定ホウオウプロサンゲ)は19年クラシックで活躍したヴェロックスの半弟。「いいですね。距離は長くていいと思います。デビューは1800メートル、それ以降は2000メートル以上と思っています」。夏のデビューが期待される。
ダンシングラグズの21(牝、父カーリン、馬名予定ルージュシュエット)は母が米G1馬。「速攻系というイメージでいいです。POG的な面白さはあるんじゃないかな」と早期の活躍を見込む。【奥田隼人】