<フィッシング道>
好シーズンを迎えているイシモチを狙って20日、道南の津軽海峡側、函館市湯川(ゆのかわ)漁港に出かけた。ここは、今年4月完成する新しい漁港で、初めての釣行だったが条件が悪く空振りに終わった。近くの黒岩岬に移動、小型の23センチ1匹上げることができた。
1月は30~40センチが1人で数匹と型、数とも好調だった。この日はあいにく2、3日前からの気温上昇による雪解け水と、南寄りの風によるシケの影響で獲物なしに終わった。その後、昼ごろから雪解け水と風の影響が少ない、黒岩岬に移動した。投げてしばらくするとアタリがあり、23センチのイシモチが上がってきた。
幸先がいいと喜んだが、結局この1匹のみで風も強くなってきたので納竿した。条件の悪い中での釣果としては満足のいくものだった。この時期のイシモチは身が締まり、刺し身にしても焼き魚や煮付けで食べても美味で人気が高い。【リポーター・川田智治=49】