「甲子園、連れてって」日高のり子が南ボイスで声援
第89回選抜高校野球(甲子園)を応援するパブリック・ビューイングイベントが31日、東京・渋谷区内で行われ、アニメ「タッチ」上杉達也役の声優・三ツ矢雄二(62)、同浅倉南役の日高のり子(54)、元競泳日本代表の松田丈志(32)がトークイベントを行った。
会場で放送予定だった決勝戦は悪天候で順延となったが、高校野球の思い出トークを展開。強豪・延岡学園(宮崎)出身の松田は、母校が決勝戦に進出した13年夏の甲子園を現地観戦したという。「アルプスで汗だくになって応援しました。今日は順延で残念ですけど、いい休養と思って、明日は両チームに最高のパフォーマンスをしてほしい」と話した。
「タッチ」の話題になると、松田が「主人公の達也が野球を始めるキッカケは、水泳やってるところを見てスカウトされたんですよね」と三ツ矢をちらり。しかし「全然覚えてない…。ボクシング部だったのは覚えてるんですけど」と苦笑い。すかさず日高から「あのころは部活にも入らなかったので、ふらふらといろんな部からあっちに来い、こっちに来いと言われて、言われるままにやってたもんね? たっちゃん」「しかも、長続きしないのね」とフォロー? が入り、会場の笑いを誘った。
さらに日高は「どんなに練習が苦しくても、頑張って、頑張って、学校のみんなを、先生たちを、ブラスバンドのみんなを、お父さんお母さんを、そして街のみんなを『甲子園、連れてって』」と、浅倉南の名ぜりふで球児たちにメッセージ。三ツ矢も「高校野球を応援する人みんなが、球児たちのことを、世界で誰よりも一番、愛しています。だから、頑張ってほしいと思います」と、こちらも上杉達也でエールを送った。