習志野はサイン盗み疑惑で成長「大人になった」監督

<センバツ高校野球:東邦6-0習志野>◇3日◇決勝

習志野・小林徹監督(56)は「完敗です。点差以上の力の差を感じた。得たものは大きかった、と言える3カ月後にしたい」と夏を見据えた。

2回戦の星稜(石川)戦後にサイン盗みを疑われたことには「そこに反応してもおかしくない年齢で、何も感じていないわけではないと思う。それでも(指摘されたという事実を)受け入れて、きちんと取材にも対応し、試合に向けて集中して準備した。そのたくましい姿に、人として成長したというか、大人になったなと感じていました」と振り返った。

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  • 習志野対東邦 試合後、悔しさをにじませる小林監督(右)と習志野ナイン(撮影・横山健太)