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智弁和歌山、広島商、履正社ほか/甲子園出場校一覧

夏の甲子園出場49校が決まった。甲子園大会は8月6日に開幕する。


北北海道:旭川大高(私)

2年連続9度目

◆1898年(明31)創立の私立校。特別進学コース、スポーツ教育コースなどがあり、生徒数490人。野球部は64年創部で、部員は69人。甲子園は夏8度出場で80年の3回戦進出が最高。主な卒業生は元近鉄の鈴木貴久(故人)巨人沼田翔平(育成)陸上男子400メートルリレーの北京オリンピック(五輪)銀メダリスト高平慎士、柔道女子78キロ超級のリオ五輪銅メダリスト山部佳苗。所在地は旭川市永山7条16丁目3の16。阿部敏校長。

2連覇に歓喜する旭川大高ナイン(撮影・西塚祐司)
2連覇に歓喜する旭川大高ナイン(撮影・西塚祐司)

南北海道:北照(私)

2年連続5度目

◆1901年(明34)小樽商業学校として創立された私立校。48年から現校名で、98年から共学。生徒数218人(女子46人)。野球部は1908年創部で部員75人。甲子園は春5度、夏は5度目。主な卒業生は元ヤクルト米野智人、ヤクルト西田明央ら。所在地は北海道小樽市最上2の5の1。小路修司校長。

北照対札幌国際情報 優勝を決めマウンド上で喜び合う北照ナイン(撮影・佐藤翔太)
北照対札幌国際情報 優勝を決めマウンド上で喜び合う北照ナイン(撮影・佐藤翔太)

青森:八戸学院光星(私)

2年連続10度目

◆八戸学院光星 1956年(昭31)創立の私立校。生徒数は933人(女子462人)。野球部は学校創立と同時に創部され部員数は100人(マネジャー11人含む)。甲子園出場は春10度、夏も10度目。11年夏から甲子園3季連続準優勝。主なOBは巨人坂本勇人、ロッテ田村龍弘、阪神北條史也ら。所在地は青森県八戸市湊高台6の14の5。小野崎龍一校長。


岩手:花巻東(私)

2年連続10度目

◆花巻東 1956年(昭31)創立の花巻商(のちに富士短大付花巻)と、57年創立の谷村学院が82年に統合した私立校。生徒数は642人(女子272人)。野球部は56年創部。部員121人、マネジャー3人。甲子園出場は春3度、夏10度目。主なOBはマリナーズ菊池雄星投手、エンゼルス大谷翔平投手。所在地は岩手県花巻市松園町55の1。小田島順造校長。

花巻東対大船渡 試合後、久慈中出身者で記念撮影する花巻東のメンバー。左から高橋凌野手、田端投手、中村内野手、山崎捕手、中森投手
花巻東対大船渡 試合後、久慈中出身者で記念撮影する花巻東のメンバー。左から高橋凌野手、田端投手、中村内野手、山崎捕手、中森投手

秋田:秋田中央(県)

45年ぶり5度目

◆1920年(大9)創立の県立校。生徒数は626人(女子331人)。野球部は45年創部で部員60人(マネジャー7人)。夏の甲子園出場は45年ぶり5度目。秋田市立から校名変更。主なOBは、元近鉄佐藤秀明、元大洋三浦正行ら。学校所在地は秋田市土崎港南3の2の78。和田央校長。

明桜対秋田中央 甲子園出場を決め喜ぶ秋田中央ナイン(撮影・山田愛斗)
明桜対秋田中央 甲子園出場を決め喜ぶ秋田中央ナイン(撮影・山田愛斗)

山形:鶴岡東(私)

3年ぶり6度目

◆鶴岡東 1968年(昭43)創立の私立校。生徒数は678人(女子319人)。野球部も68年創部で部員102人。甲子園は春1度、夏は5度目。主なOBはソフトバンク吉住晴斗、元阪神青木重市。所在地は山形県鶴岡市切添町22の30。斎藤哲校長。

鶴岡東対山形中央 優勝の瞬間、抱き合って歓喜する池田(右)と大井の鶴岡東バッテリー
鶴岡東対山形中央 優勝の瞬間、抱き合って歓喜する池田(右)と大井の鶴岡東バッテリー

宮城:仙台育英(私)

3年連続28度目

◆仙台育英 1905年(明38)創立の私立校。生徒数は3172人(女子1365人)。野球部は30年創部。部員103人、マネジャー1人。甲子園出場は春12度、夏28度目。主なOBは楽天由規、ソフトバンク上林誠知、楽天西巻賢二ら。仙台市宮城野区宮城野2の4の1。加藤雄彦校長。

3年連続28度目の甲子園出場を決めて喜ぶ仙台育英ナイン
3年連続28度目の甲子園出場を決めて喜ぶ仙台育英ナイン

福島:聖光学院(私)

13年連続16度目

◆聖光学院 1962年(昭37)に聖光学院工として創立した私立校。77年から現校名。生徒数は695人(女子172人)。野球部も62年創部で部員119人。甲子園出場は春5度、夏は13年連続16度目。主なOBは楽天卓丸(八百板)、阪神歳内宏明、湯浅京己。所在地は福島県伊達市六角3。新井秀校長。

日大東北対聖光学院 13連覇を達成し喜びを爆発させる聖光学院の選手たち(撮影・野上伸悟)
日大東北対聖光学院 13連覇を達成し喜びを爆発させる聖光学院の選手たち(撮影・野上伸悟)

茨城:霞ケ浦(私)

4年ぶり2度目

◆霞ケ浦 1946年(昭21)創設の私立校。開校時は男子校、04年から男女共学。生徒数は1539人(女子720人)。野球部は46年創部。部員数81人。春は1度(90年)、夏は15年に出場し、今回が4年ぶり2度目。主なOBに広島遠藤淳志ら。レスリング、ヨット部、男子バレーボールなども強豪。所在地は茨城県稲敷郡阿見町青宿50。下田陽一郎校長。

常磐大高対霞ケ浦優勝を決め喜び合う霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)
常磐大高対霞ケ浦優勝を決め喜び合う霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)

栃木:作新学院(私)

9年連続15度目

◆作新学院 1885年(明18)創立の私立校。生徒数3556人。野球部は1902年創部。部員数96名。甲子園は春10度、夏は15度目。第98回大会優勝。主なOBは元巨人江川卓、元ロッテ岡田幸文。所在地は宇都宮市一の沢1丁目1番41号。船田元校長。

作新学院対文星芸大付ナインに胴上げされる作新学院・小針監督(撮影・佐田亮輔)
作新学院対文星芸大付ナインに胴上げされる作新学院・小針監督(撮影・佐田亮輔)

群馬:前橋育英(私)

4年連続5度目

◆前橋育英 1963年(昭38)創立の私立校。野球部は翌64年に創部。生徒数1724人(女子1014人)。部員80人。甲子園出場は春2度、夏は4年連続5度目。主なOBは西武高橋光成、オリックス神戸文也。所在地は前橋市朝日が丘町13。山田耕介校長。

前橋育英対前橋商 4年連続の優勝を決め、喜びを爆発させる前橋育英ナイン(撮影・伊作将希)
前橋育英対前橋商 4年連続の優勝を決め、喜びを爆発させる前橋育英ナイン(撮影・伊作将希)

埼玉:花咲徳栄(私)

5年連続7度目

◆花咲徳栄 1982年(昭57)創立の私立校。生徒数1747人(女子842人)。野球部も82年に創部で部員は156人。甲子園出場は春4度、夏は5年連続7度目。主なOBは広島高橋昂也、中日清水達也、ボクシング元世界王者の内山高志ら。埼玉県加須市花崎519。田中一夫校長。

花咲徳栄対山村学園 9回裏山村学園2死一塁、高野大斗を右飛に打ち取り完投勝利した花咲徳栄・中津原は両拳を突き上げる(撮影・滝沢徹郎)
花咲徳栄対山村学園 9回裏山村学園2死一塁、高野大斗を右飛に打ち取り完投勝利した花咲徳栄・中津原は両拳を突き上げる(撮影・滝沢徹郎)

千葉:習志野(市)

8年ぶり9度目

◆習志野 1957年(昭32)創立の市立校。生徒数957人(女子459人)。野球部も同年創部。部員72人。甲子園は春4度、夏は9度目。67、75年に全国制覇している。主なOBに元阪神掛布雅之氏、ヤクルト小川淳司監督、ロッテ福浦和也ら。所在地は習志野市東習志野1の2の1。小西薫校長。

習志野対八千代松陰 優勝の瞬間、跳びはねて喜ぶ習志野・山内(左)(撮影・伊作将希)
習志野対八千代松陰 優勝の瞬間、跳びはねて喜ぶ習志野・山内(左)(撮影・伊作将希)

東東京:関東第一(私)

3年ぶり8度目

◆関東第一 1925年(大14)に創立した私立校。生徒数は1854人(女子932人)。野球部は1927年に創部。部員数は71人。甲子園出場は春6度、夏8度で通算14度目。主なOBに楽天オコエ瑠偉、広島中村祐太、中日石橋康太。所在地は東京都江戸川区松島2の10の11。渋谷実校長。

ナインに胴上げされる関東第一・米沢貴光監督(撮影・佐田亮輔)
ナインに胴上げされる関東第一・米沢貴光監督(撮影・佐田亮輔)

西東京:国学院久我山(私)

28年ぶり3度目

◆国学院久我山 1944年(昭19)創立の私立校。生徒数1387人(女子451人)。野球部も同年創部。部員数66人。甲子園は春3度、夏は3度目。主なOBにロッテ井口資仁監督、元日本ハム矢野謙次氏ら。所在地は杉並区久我山1の9の1。国清英明校長。

国学院久我山対創価 9回表国学院久我山1死一、三塁、岡田の勝ち越し中前適時打で生還した青木はガッツポーズで雄たけびを上げる(撮影・河田真司)
国学院久我山対創価 9回表国学院久我山1死一、三塁、岡田の勝ち越し中前適時打で生還した青木はガッツポーズで雄たけびを上げる(撮影・河田真司)

神奈川:東海大相模(私)

4年ぶり11度目

◆東海大相模 1963年(昭38)に創立された私立校。生徒数1838人(女子732人)。野球部は同年創部で部員数90人。甲子園出場は春10度、夏は4年ぶり11度目。主なOBは巨人菅野智之、日本ハム大田泰示ら。所在地は神奈川県相模原市南区相南3の33の1。大金真人校長。

4年ぶりの優勝を決め、応援席に向かって走り出す東海大相模ナイン(撮影・伊作将希)
4年ぶりの優勝を決め、応援席に向かって走り出す東海大相模ナイン(撮影・伊作将希)

山梨:山梨学院(私)

4年連続9度目

◆山梨学院 1956年(昭31)創立の私立校。普通科に特進コース、進学コースがあり、生徒数は1011人(女子434人)。野球部は57年に創部。部員数94人。甲子園出場は春3度、夏は9度目。主なOBは元巨人松本哲也ら。所在地は甲府市酒折3の3の1。山内紀幸校長。

第101回全国高校野球選手権山梨大会東海大甲府対山梨学院見事4連覇を達成した山梨学院ナイン(撮影・佐田亮輔)
第101回全国高校野球選手権山梨大会東海大甲府対山梨学院見事4連覇を達成した山梨学院ナイン(撮影・佐田亮輔)

長野:飯山(県)

春夏通じて甲子園初出場

◆2007年(平19)に飯山北、飯山南、飯山照丘が統合されて創立された公立校。普通科、探求科、スポーツ科学科があり、生徒数は621人(女子269人)。野球部は07年に創部。部員数は68人。主なOBは越路吹雪ら。所在地は飯山市大字飯山2610。林秀徳校長。

応援団をバックに大喜びで記念写真に納まる飯山ナイン(撮影・佐田亮輔)
応援団をバックに大喜びで記念写真に納まる飯山ナイン(撮影・佐田亮輔)

富山:高岡商(県)

3年連続20度目

◆1897年(明30)創立の県立校。生徒数679人(女子417人)。野球部は1923年(大12)創部。部員数74人。甲子園は春5度、夏は20度目。主なOBは進藤達哉(DeNA編成部長)紺田敏正(日本ハムコーチ)。所在地は富山県高岡市横田286。宮岸毅校長。

高岡商対富山第一 優勝を決め、マウンドに駆け寄る高岡商ナイン(撮影・林亮佑)
高岡商対富山第一 優勝を決め、マウンドに駆け寄る高岡商ナイン(撮影・林亮佑)

新潟:日本文理(私)

2年ぶり10度目

◆日本文理 1984年(昭59)創立の私立校。生徒数は891人(女子325人)。野球部も同年に創部。現在は部員104人、マネジャー5人。甲子園出場は春5回、夏は10回目。09年夏に準優勝、14年夏ベスト4。主なOBはDeNA飯塚悟史、ヤクルト鈴木裕太ら。所在地は新潟県新潟市西区新通1072。上野順治校長。

日本文理対東京学館新潟 優勝を決めてマウンドに集まる日本文理ナイン(撮影・山岸章利)
日本文理対東京学館新潟 優勝を決めてマウンドに集まる日本文理ナイン(撮影・山岸章利)

石川:星稜(私)

2年連続20度目

◆星稜 1962年(昭37)創立の私立校。63年から現校名。生徒数1739人(女子879人)。野球部も62年創部。部員数77人。甲子園出場は春13度、夏20度目。主なOBは元ヤンキース松井秀喜、サッカー元日本代表本田圭佑ら。所在地は金沢市小坂町南206。鍋谷正二校長。

星稜対小松大谷 感極まり、林監督(左)になぐさめられる奥川(撮影・大野祥一)
星稜対小松大谷 感極まり、林監督(左)になぐさめられる奥川(撮影・大野祥一)

福井:敦賀気比(私)

2年連続9度目

◆敦賀気比 1986年(昭61)創立の私立校。生徒数682人(女子289人)。野球部は学校創立と同時に創部され、部員数は77人。甲子園出場は春7度、夏は2年連続9度目。主なOBは西武内海哲也、オリックス吉田正尚ら。所在地は福井県敦賀市沓見164の1。古谷清和校長。

敦賀気比対丹生 優勝を決めマウンドで歓喜する敦賀気比ナイン(撮影・山崎健太)
敦賀気比対丹生 優勝を決めマウンドで歓喜する敦賀気比ナイン(撮影・山崎健太)

静岡:静岡(県)

4年ぶり25度目

◆静岡 1878年(明11)に静岡師範学校中等課として創立された県立校。54年に現校名に。生徒数は967人(女子427人)。野球部は1896年創部。部員数は41人。甲子園は春17度、夏は25度目。主なOBはオリックス増井浩俊、楽天堀内謙伍。所在地は静岡市葵区長谷町66。志村剛和校長。


愛知:誉(私)

春夏通じて甲子園初出場

◆誉(ほまれ) 1983年(昭58)創立の私立校。09年に尾関学園から改称。生徒数364人(女子123人)。野球部も83年に創部。部員数は63人(マネジャー1人)。甲子園出場は春夏通じて初。主なOBは元巨人松沢裕介、元ソフトバンク伊藤大智郎。所在地は愛知県小牧市大字本庄字郷浦2613の2。尾関俊長校長。


岐阜:中京学院大中京(私)

3年ぶり7度目

◆中京学院大中京 1963年(昭38)中京として創立。中京商、中京をへて17年から現校名。生徒数1377人(女子574人)。野球部も63年創部で部員数91人(マネジャー5人)。甲子園は春5度、夏は7度目。主なOBはソフトバンク松田宣浩、巨人吉川尚輝ら。瑞浪市土岐町7074の1。和田尚校長。


三重:津田学園(私)

2年ぶり2度目

◆津田学園 1987年(昭62)創立の私立校。生徒数630人(女子276人)。野球部は1991年に創部され、部員数81人(マネジャー6人)。甲子園出場は春3度、夏は2年ぶり2度目。主なOBは阪神桑原謙太朗、SKE48斉藤真木子ら。所在地は三重県桑名市野田5の3の12。細見明典校長。


滋賀:近江(私)

2年連続14度目

◆1938年(昭13)に創立された私立校。生徒数767人(女子310人)。野球部は57年創部。部員数107人。甲子園出場は春5度、夏は14度目。主なOBは阪神植田海、DeNA京山将弥ら。所在地は滋賀県彦根市松原町大黒前3511の1。岩谷斉校長。

光泉対近江 優勝を決めマウンドで抱きあって喜ぶ近江ナイン(撮影・上山淳一)
光泉対近江 優勝を決めマウンドで抱きあって喜ぶ近江ナイン(撮影・上山淳一)

京都:立命館宇治(私)

37年ぶり3度目

◆立命館宇治 1965年(昭40)に宇治高等学校として創立された私立校。立命館と宇治学園の合併により94年から現校名。生徒数1090人(女子548人)。野球部は1968年(昭43)創部。部員数73人。甲子園は春3度、夏は3度目。主なOBは西武金子侑司、元陸上選手の千葉真子、歌手の倉木麻衣ら。所在地は宇治市広野町八軒屋谷33の1。チャールズ・フォックス校長。


大阪:履正社(私)

3年ぶり4度目

◆履正社 1922年(大11)創立の私立校。生徒数は1189人(女子706人)。野球部も同年創部で部員数81人。甲子園は春8度、夏4度。春夏連続出場は今年が初。主なOBにヤクルト山田哲人、オリックスT-岡田ら。所在地は大阪府豊中市長興寺南4の3の19。小森重喜校長。

履正社対金光大阪 甲子園出場を決めマウンドで喜びを爆発させる履正社ナイン(撮影・上田博志)
履正社対金光大阪 甲子園出場を決めマウンドで喜びを爆発させる履正社ナイン(撮影・上田博志)

兵庫:明石商(県)

2年連続2度目

◆明石商 1953年(昭28)に市立校として創立。生徒数は816人(女子440人)。野球部も同時に創部され、部員111人。甲子園出場は春2度、夏は昨年に続き2度目。主な卒業生は西武松本航、車いすテニスの上地結衣。所在地は明石市魚住町長坂寺1250。楠田俊夫校長。

明石商対神戸国際大付 優勝を決めマウンドで抱きあって喜ぶ明石商ナイン(撮影・上山淳一)
明石商対神戸国際大付 優勝を決めマウンドで抱きあって喜ぶ明石商ナイン(撮影・上山淳一)

奈良:智弁学園(私)

3年ぶり19度目

◆智弁学園 1965年(昭40)創立の私立校。生徒数は506人(女子222人)。野球部も同年創部。部員数61人。甲子園出場は春12度、夏は19度目。16年の選抜優勝、95年夏4強。主なOBは阪神岡崎太一、巨人岡本和真ら。奈良県五條市野原中4の1の51。手塚彰校長。

高田商対智弁学園 優勝を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる智弁学園の選手たち(撮影・林亮佑)
高田商対智弁学園 優勝を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる智弁学園の選手たち(撮影・林亮佑)

和歌山:智弁和歌山(私)

3年連続24度目

◆智弁和歌山 1978年(昭53)に創立した私立校。生徒数は806人(女子344人)。野球部は1979年(昭54)に創部。部員数は36人。甲子園出場は春13度、夏24度目。主なOBに中日岡田俊哉、日本ハム西川遥輝。所在地は和歌山市冬野2066の1。藤田清司校長。

優勝を決め歓喜の輪を作る智弁和歌山ナイン(撮影・松本直也)
優勝を決め歓喜の輪を作る智弁和歌山ナイン(撮影・松本直也)

岡山:岡山学芸館(私)

4年ぶり2度目

◆岡山学芸館 1960年(昭35)創立の私立校。生徒数は1368人。(女子646人)。野球部は70年創部で部員89人、マネジャー9人。甲子園は春1度、夏2度目。主なOBは元阪急柴原実、芸人井上聡(次長課長)ら。所在地は岡山市東区西大寺1の19の19。森健太郎校長。


広島:広島商(県)

15年ぶり23度目

◆広島商 1899年(明32)創立の県立校。野球部は同99年に創部。生徒数952人(女子600人)。部員135人。甲子園出場は春21度、夏は15年ぶり23度目。主なOBはソフトバンク柳田悠岐、広島岩本貴裕。所在地は広島市中区舟入南6丁目7ー11。山田剛司校長。


鳥取:米子東(県)

28年ぶり14度目

◆米子東 1899年(明32)創立の県立校。生徒数960人(女子541)。野球部は1900年(明33)創部。部員数31人(マネジャー5人)。甲子園は春9度、夏は14度目。60年(昭35)春に準優勝。主なOBは元阪神土井垣武、元広島宮本洋二郎。所在地は米子市勝田町1。田中宏校長。


島根:石見智翠館(私)

4年ぶり10度目

◆石見智翠館 1907年(明40)創立の私立校。09年に江の川から校名変更。生徒数568人(女子220人)。野球部は66年創部で、部員数121人。甲子園は春1度、夏は10度目の出場。03年夏に4強。主なOBは元中日監督の谷繁元信ら。所在地は島根県江津市渡津町1904の1。竹迫繁校長。


山口:宇部鴻城(私)

7年ぶり2度目

◆宇部鴻城 1956年(昭31)創立の私立校。04年から共学。普通科、機械科、医療秘書科などに生徒数は545人(女子139人)が学ぶ。野球部は1963年(昭38)創部で部員60人。甲子園は春3回、夏2回目。主な卒業生は元阪急小林敦美、元陸上長距離の櫛部静二ら。所在地は宇部市際波的場370。古谷方正校長。


徳島:鳴門(県)

2年連続13度目

◆鳴門 1909年(明42)創立の県立校。生徒数は917人(女子517人)。野球部は11年創部で部員49人(マネジャー6人)。甲子園は春8度、夏13度。主なOBは元ヤクルトの秦真司、元西武の潮崎哲也、元日本ハムの大貝恭史。徳島県鳴門市撫養町斎田字岩崎135の1。山村啓治校長。


香川:高松商(県)

23年ぶり20度目

◆高松商 1900年(明33)に市立校として創立。生徒数925人(女子589人)。野球部は1909年創部で部員71人(マネジャー5人)。春27度、夏は20度目。春夏2度ずつ優勝。主なOBは水原茂(元巨人監督)島谷金二(元阪急)ロッテ松永昂大ら。所在地は高松市松島町1の18の54。梶正司校長。


愛媛:宇和島東(県)

9年ぶり9度目

◆宇和島東 1896年(明29)に愛媛県尋常中学南予分校として創立された県立校。49年(昭24)から現校名。生徒数826人(女子399人)。野球部は1901年(明34)創部で部員数35人(マネジャー5人)。甲子園は夏が9度目、春は4度出場。88年春に初出場初優勝。OBに日本高野連・奥島孝康元会長、元ヤクルト岩村明憲内野手、オリックス平井正史投手コーチ、88年優勝時の上甲正典監督(故人)ら。所在地は宇和島市文京町1の1。松本耕太郎校長。


高知:明徳義塾(私)

2年ぶり20度目

◆明徳義塾 1976年(昭51)創立の私立校。生徒数709人(女子196人)。野球部も76年に創部。部員数103人(マネジャー1人)。甲子園出場は春18度、夏20度目。02年夏の甲子園優勝。主な出身者はDeNA伊藤光、ヤクルト市川悠太、プロゴルファーの松山英樹、横峯さくら。所在地は高知県須崎市浦ノ内下中山160。崎本宏明校長。

明徳義塾対高知 甲子園出場を決め、笑顔で記念写真に納まる明徳義塾ナイン(撮影・前田充)
明徳義塾対高知 甲子園出場を決め、笑顔で記念写真に納まる明徳義塾ナイン(撮影・前田充)

福岡:筑陽学園(私)

16年ぶり2度目

◆筑陽学園 1923年(大12)に創立した九州家政女学院が前身。筑陽女子高に変更し、65年に太宰府高を統合して現校名に。生徒数は1443人(女子632人)。野球部は60年に創部で部員は70人。甲子園は春1度、夏は2度目。主なOBは長野久義(広島外野手)谷川昌希(阪神投手)ら。太宰府市朱雀5の6の1。新田光之助校長。


佐賀:佐賀北(県)

5年ぶり5度目

◆佐賀北 1963年(昭38)創立の県立校。男女共学で普通科に826人(女子474人)が学ぶ。野球部は63年創部で部員55人(マネジャー3人)。甲子園出場は春はなく、夏5度目。初出場の00年は初戦で横浜に敗退したが、07年に初優勝。主な卒業生は元巨人岸川勝也、女優中越典子ら。所在地は佐賀市天祐2の6の1。渡辺成樹校長。

佐賀北対鳥栖 取材中に男泣きする佐賀北の久保監督(撮影・菊川光一)
佐賀北対鳥栖 取材中に男泣きする佐賀北の久保監督(撮影・菊川光一)

長崎:海星(私)

5年ぶり18度目

◆海星 1892年(明25)に男子校として創立の私立校。06年から男女共学。生徒数は1055人(女子359人)。野球部は1915年創部で部員は72人。甲子園は春5度、夏は18度目となる。主なOBに酒井圭一(元ヤクルト)、平田勝男(阪神2軍監督)らがいる。長崎市東山手町5の3。武川真一郎校長。


熊本:熊本工(県)

6年ぶり21度目

◆熊本工 1898年(明31)創立の県立校。熊本県立工業学校から51年に現校名。生徒数1190人(女子287人)。野球部は22年創部で部員数110人。甲子園は春21度、夏は21度目。夏は34、37、96年の3度準優勝。OBに元巨人の川上哲治氏、中日伊東勤ヘッドコーチ、元広島前田智徳氏、中日荒木雅博2軍内野守備走塁コーチら。所在地は熊本市上京塚町5の1。井上龍一校長。


大分:藤蔭(私)

2年連続3度目

◆藤蔭 1950年(昭25)日田高等経理学校として創立の私立校。日田商業高を経て85年に現校名に。普通科、情報経済科に358人(女子160人)が学ぶ。野球部は81年創部で部員80人。甲子園出場は春1回、夏は3回目。主な卒業生は、広島一岡竜司、元中日森章剛ら。所在地は大分県日田市田島本町5の41。石井潔校長。


宮崎:富島(県)

夏の甲子園初出場

◆富島 1916年(大5)創立の県立校。生徒数579人(女子403人)。野球部は48年創部で部員数52人。甲子園は春1回、夏は初めて。主なOBに中島弘明(メディキット会長)三浦浩子(漫画家)高尾宏明(重量挙げ選手)。所在地は日向市鶴町3の1の43。馬場隆校長。


鹿児島:神村学園(私)

2年ぶり5度目

◆神村学園 1956年(昭31)、前身の串木野経理専門学校として創立の私立校。90年から現校名。97年から男女共学。普通科、保育科などに1107人(女子856人)が学ぶ。野球部は03年創部で部員61人。甲子園は春5回、夏5回目。主な卒業生は巨人野上亮磨、広島羽月隆太郎ら。鹿児島県いちき串木野市別府4460。神村裕之校長。

鹿屋中央対神村学園 優勝の瞬間、マウンド周辺に集まって喜びを爆発させる神村学園ナインン(撮影・中牟田康)
鹿屋中央対神村学園 優勝の瞬間、マウンド周辺に集まって喜びを爆発させる神村学園ナインン(撮影・中牟田康)

沖縄:沖縄尚学(私)

5年ぶり8度目

◆1956年(昭31)、私立沖縄高として創立。83年に現校名。普通科に体育コースと特別進学コースがある。生徒数は1106人(女子555人)。野球部は57年創部で部員72人。甲子園出場は春6度、夏は8度目。99年春、沖縄勢として初の全国制覇を達成し08年春に2度目のV。主なOBはソフトバンク東浜巨投手。那覇市国場747。名城政次郎校長。

沖縄尚学対興南 沖縄尚学が優勝を決めた瞬間、比嘉大智投手(右)がガッツポーズ、水谷留佳主将(左)が駆け寄る(撮影・浦田由紀夫)
沖縄尚学対興南 沖縄尚学が優勝を決めた瞬間、比嘉大智投手(右)がガッツポーズ、水谷留佳主将(左)が駆け寄る(撮影・浦田由紀夫)

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