日大三が4年ぶり甲子園 松藤孝介2失点完投 涙の寒川忠主将「死ぬ気で戦ってきます」/西東京

  • 日大三対東海大菅生 優勝し喜び合う日大三の選手たち(撮影・野上伸悟)
  • 日大三対東海大菅生 力投する日大三の先発・松藤孝介(撮影・野上伸悟)
  • 日大三対東海大菅生 6回表日大三1死一、三塁、スクイズを成功させ拳を上げる松藤孝介(撮影・宮地輝)
  • 日大三対東海大菅生 6回表日大三1死一、三塁、松藤孝介がスクイズし、スライディングで生還した川崎広翔(撮影・宮地輝)
  • 日大三対東海大菅生 6回表日大三1死一、三塁、スクイズと敵失で2点が入り盛り上がる日大三ベンチ(撮影・野上伸悟)
  • 日大三対東海大菅生 7回表日大三2死一塁、2点本塁打を放ちスタンドにガッツポーズする村上太一(撮影・宮地輝)
  • 日大三対東海大菅生 6回表日大三1死二、三塁、右前2点適時打を放つ川崎広翔(撮影・野上伸悟)
  • 日大三対東海大菅生 7回表日大三2死一塁、左越え2点本塁打を放った村上太一を拍手で迎える小倉全由監督(撮影・野上伸悟)
  • 【イラスト】日大三vs東海大菅生 夏の西東京大会両校の対戦成績

<高校野球西東京大会:日大三6-2東海大菅生>◇31日◇決勝◇神宮球場

日大三が東海大菅生を下し、18年夏以来、4年ぶりの甲子園出場を決めた。春夏通じて38回目の甲子園出場。これで第104回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕)の49地区の代表チームが全て出そろった。

0-2で迎えた6回表、1死二、三塁から7番川崎広翔捕手(3年)が右前適時打を放って同点とした。なお1死一、三塁から9番松藤孝介投手(3年)がスクイズを決めて勝ち越しに成功。相手の敵失も重なり、一塁走者も一気に生還した。

4-2の7回表には、村上太一外野手(3年)が左越えに2点本塁打を放ち、リードを広げた。

先発のエース左腕・松藤は先制を許すも、粘りの投球で9回2失点で完投した。

小倉全由監督(65)は「本当に良い結果を出してくれた」とナインをたたえた。寒川忠主将(3年)は、涙を流しながら「(去年の)秋は悔しい負け方をして、チーム一丸となって戦ってきた」と話し、「(甲子園では)自分たちの野球をして、死ぬ気で戦ってきます」と決意を口にした。

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