【センバツ】県勢初V山梨学院が凱旋、大きな祝福受ける 甲府市長から特別賞授与のサプライズも

  • 山梨学院のセンバツ初優勝を祝うJR酒折駅のメッセージ(撮影・保坂恭子)
  • 甲府駅前の武田信玄像(撮影・保坂恭子)
  • 山梨学院のセンバツ初優勝を祝うJR甲府駅のメッセージボード(撮影・保坂恭子)
  • 「祝 優勝」と掲げられた山梨交通のバスで学校に戻ってきた山梨学院の選手たち(撮影・保坂恭子)
  • 学校に戻ってきた山梨学院の吉田洸二監督(右から2人目)らと選手たち(撮影・保坂恭子)
  • センバツ優勝し、学校に戻ってきた山梨学院の選手たち(撮影・保坂恭子)
  • 学校に戻ってきて、挨拶をする山梨学院の吉田監督(撮影・保坂恭子)
  • 優勝して学校に戻り、歓喜のジャンプをする山梨学院ナイン(撮影・保坂恭子)

山梨県勢として初優勝した山梨学院の選手たちが2日、紫紺の大旗を持ち帰った。決勝戦から一夜明けた午後、甲府市内の同校に到着した。

吉田洸二監督(53)、長男の吉田健人部長(26)と制服姿の野球部員たちは、同校の前庭に集まった教職員や生徒会、チアリーディング部の生徒たち、後援会や保護者の方々から大きな祝福を受けた。

全6試合に登板し696球を投じたエース林謙吾投手(3年)ら山梨学院の長い戦いが、ようやく終わった。初戦で東北(宮城)に勝利し、2回戦で氷見(富山)、3回戦で光(山口)を破り、準々決勝では作新学院(栃木)に12-3で快勝。準決勝では広陵(広島)に6-1。決勝戦では報徳学園(兵庫)と対戦して7-3の逆転で初優勝を飾った。

樋口雄一甲府市長は、甲府市長特別賞の授与をサプライズで明かし「センバツ優勝おめでとうございます。大きな感動と勇気をいただいて、感謝の気持ちです。春夏連覇を目指して、さらに頑張ってください」と話した。

進藤天主将(3年)は「歴史を塗り替えることができたのは、応援をしてくれたたくさんの方のおかげです。夏に向かって、全員でより一層、チャレンジャーの気持ちで頑張ります」とあいさつした。