【U18W杯】ダルビッシュ有も大谷翔平も届かなかった悲願、高校日本代表が初優勝/過去成績

  • 日本対台湾 優勝して喜ぶ日本の選手たち(撮影・保坂恭子)
  • 胴上げされる馬淵監督(撮影・柏原誠)

<U18W杯:日本2-1台湾>◇10日◇決勝◇台湾・台北市立天母野球場

高校ジャパンが初めて世界の頂点に立った。

V候補筆頭の地元台湾に対し、1点を追う4回にバント3連発で2点を奪って逆転。前田悠伍投手(3年=大阪桐蔭)がリードを守って投げきった。パワー野球全盛の時代に、全員で1点をもぎ取り、守り勝つという日本の高校野球の神髄を世界に見せつけた。

▼日本がU18W杯(旧AAA世界選手権)で初優勝した。これまでは大学生で編成した82年に準優勝、沖縄県高校選抜で臨んだ99年に5位。高校日本代表で臨んだ04~22年の出場7大会でも3度の準優勝が最高成績だった。