春季東北大会決勝 花巻東は14年以来10年ぶり、弘前学院聖愛は19年以来5年ぶり優勝目指す

  • 青森山田対花巻東 5回2死一塁を無失点で終えた花巻東・葛西(中央)をねぎらう佐々木監督(右)(撮影・木村有優)
  • 青森山田対花巻東 2回2死満塁で三塁への内野安打で先制点を挙げた花巻東・簗田(撮影・木村有優)
  • 青森山田対花巻東 3回2死満塁のピンチを無失点で切り抜けたナインらを笑顔で迎えるベンチ(撮影・木村有優)
  • 青森山田対花巻東 2回に先制打を放ちベース上で笑顔をみせる花巻東・簗田(撮影・木村有優)
  • 弘前学院聖愛・芹川丈治(2024年6月14日撮影)

春季東北大会準決勝が17日、宮城・石巻市民球場で行われ、花巻東(岩手1位)と弘前学院聖愛(青森1位)が決勝に駒を進めた。

第1試合は花巻東が青森山田(青森2位)に2-0で勝利した。先発した葛西陸投手(3年)が、今春センバツ8強の青森山田を6安打に抑え込み、高校入学後初の完封勝利。「少し自信がついた」と言いながらも「まだまだ自分のピッチングができてない部分が結構ある」と気を引き締めた。第2試合は弘前学院聖愛が盛岡大付(岩手2位)に7-0の8回コールド勝ち。先発の芹川丈治投手(2年)が、準々決勝まで計21安打19得点の盛岡大付打線を8回3安打無失点と圧倒。打線も10安打7得点で好投の芹川を援護した。

決勝は今日18日の予定。花巻東は14年以来10年ぶり、弘前学院聖愛は19年以来5年ぶりの優勝を目指す。