春季東北大会決勝 花巻東は14年以来10年ぶり、弘前学院聖愛は19年以来5年ぶり優勝目指す
春季東北大会準決勝が17日、宮城・石巻市民球場で行われ、花巻東(岩手1位)と弘前学院聖愛(青森1位)が決勝に駒を進めた。
第1試合は花巻東が青森山田(青森2位)に2-0で勝利した。先発した葛西陸投手(3年)が、今春センバツ8強の青森山田を6安打に抑え込み、高校入学後初の完封勝利。「少し自信がついた」と言いながらも「まだまだ自分のピッチングができてない部分が結構ある」と気を引き締めた。第2試合は弘前学院聖愛が盛岡大付(岩手2位)に7-0の8回コールド勝ち。先発の芹川丈治投手(2年)が、準々決勝まで計21安打19得点の盛岡大付打線を8回3安打無失点と圧倒。打線も10安打7得点で好投の芹川を援護した。
決勝は今日18日の予定。花巻東は14年以来10年ぶり、弘前学院聖愛は19年以来5年ぶりの優勝を目指す。