イチロー氏指導の旭川東が7回コールドで帯広大谷に完敗…次世代に教えを引き継ぐ/北北海道

<高校野球北北海道大会:帯広大谷11-1旭川東>◇15日◇1回戦◇旭川スタルヒン

昨年11月にイチロー氏(50=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)から指導を受けた旭川東は7回コールド負けで、甲子園出場の夢を絶たれた。

0-5の6回裏2死から、6番・青山昂生外野手(3年)が一塁内野安打で出塁。続く代打の佐藤大誠外野手(2年)が右中間を破る適時二塁打を放ち1点をかえしたが、7回に一挙6点を奪われた。4安打1得点で、旭川東の今年の挑戦は幕を閉じた。

初のプロ300勝投手で巨人などで活躍したOBのビクトル・スタルヒン投手の2度、22年夏を含めて過去11度決勝に進みながら全敗。主将の臼井颯汰内野手(3年)は「(決勝まで進めず)ふがいない結果に終わりましたが、イチローさんに言っていただいたことは、自分たちの代で終わりじゃない。旭川東の伝統としてつなげて、次の世代、次の世代へと受け継いでいってもらいたい」と、後輩にメッセージを残した。

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