履正社ノーシードから夏連覇へ快勝発進 1年秋から背番号9の近沢賢虎が初公式戦弾/大阪

  • 大阪大会豊中対履正社 試合後、中学時代の古巣・京都東山ボーイズ・レッドベアーズの甲斐省三監督(55)と写真に収まる履正社の近沢(撮影・中島麗)
  • 豊中対履正社 試合後、中学時代の古巣・京都東山ボーイズ・レッドベアーズの後輩たちと写真に収まる履正社・近沢(前列中央)(撮影・中島麗)
  • 大阪大会豊中対履正社 履正社の近沢賢虎外野手(3年)
  • 大阪大会豊中対履正社 整列する、履正社の近沢賢虎外野手(3年)

<高校野球大阪大会 履正社10-0豊中(5回コールド)>◇15日◇2回戦◇住之江公園

履正社(大阪)は2年連続ノーシードから同校初の夏連覇へ快勝発進した。1番近沢賢虎(けんご)外野手(3年)が2ランを含む2安打3打点と貢献した。

8-0の3回1死一塁で左翼に公式戦初の特大弾を放った。練習試合を含め通算14本目をマークした。

今春はプロ注目の遊撃手・今坂幸暉(ともき)内野手(3年)を擁する大院大高とシーソーゲームを繰り広げるも4回戦でサヨナラ負け。「このままじゃあかん」と練習時は細部まで選手間で話し合うことをより徹底するようになった。

観客席には、中学時代の古巣、京都東山ボーイズの後輩も観戦。「そういう時に結果を残せてうれしい」と喜びをかみしめた。

1年秋から背負う「9」の背番号で戦う最後の夏。虎党の家族に「賢虎」と名付けられ、阪神近本のファン。「去年は先輩と甲子園に行けた。次は僕が連れていきます」と意気込んだ。

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