新潟産大付が県庁を表敬訪問 今大会導入の2部制に「せっかくならナイターで」吉野監督/新潟
第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)に初出場する新潟代表・新潟産大付が30日、新潟県庁を表敬訪問した。
吉野公浩監督(57)はベンチ入りメンバー、記録員の21人を1人1人、丁寧に紹介した後に「柏崎から初の甲子園が決まりまして、市内も非常に盛り上がっています」とあいさつ。続けて「新潟県はまだ令和に入ってから甲子園で1勝もしていませんでので、勝って県民の皆さまにいいニュースを届けたいと思います」と抱負を述べた。
創部66年目で初の悲願を達成。初戦2回戦で第5シードの六日町から始まり、3回戦新潟明訓、準々決勝日本文理、準決勝中越と次々に伝統校を破っていた。決勝では、春の北信越王者・帝京長岡を倒し、下克上を完結させた。鈴木康之副知事は「この勢いをぜひ甲子園でもつなげていただいて、“新潟産大付旋風”を甲子園でも吹かせて欲しい」と激励した。
チームは8月1日に大阪入り。8月4日の組み合わせ抽選会を経て、いよいよ甲子園に臨む。今大会では、開幕から3日目までに限り、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」が導入される。吉野監督は「こんなことはめったにないので、せっかくなら1日目から3日目の間の第3試合のナイターで出来たらな、なんてのはちょっとありますね。涼しいので(笑い)」と話した。