【甲子園】京都国際の藤本陽毅「優勝した瞬間は『やっちゃったな』」一夜明けて宿舎で語る

夏の甲子園で初の全国優勝を飾った京都国際の主将・藤本陽毅(はるき)内野手(3年)と小牧憲継監督(41)は、決勝から一夜明けの24日、宿舎であらためて喜びをかみしめた。

藤本は「日本一を本当になれるとは思っていませんでした、大会期間中も負けない雰囲気はあって、青森山田も先に先制されたんですけど、いつか逆転するっていうチームの雰囲気は流れていた。負けないやろうなっていう雰囲気が流れていた。優勝した瞬間は『やっちゃったな』」と語った。甲子園が終わり「甲子園に来てくれた友達みんなに会いたい」と地元・福岡への帰省を心待ちにし、「甲子園用のユニホームは普段の公式戦のものと違う。親に見せたい」と明かした。

後輩たちには「素材のいい選手が多い。僕たちは個の能力が高くない分、チーム力で勝った。個の能力が高い分、チーム力が上回れば甲子園優勝も夢じゃない。春も出て、夏も優勝して僕たちの記録を越してほしい」と願った。

小牧監督は「段階を踏み、ステップアップが済んだ。新チームは誰がキャプテンにするかは決まっていませんが、また深紅の大優勝旗を持って帰れるように頑張りたい」と常勝軍団づくりを期した。