【U18アジア選手権】日本が韓国に敗れ初黒星も、スーパーラウンドの順位決定法に基づき決勝進出

  • 韓国戦の6回、石塚が右翼線二塁打で三塁を狙うがタッチアウト(共同)
  • 韓国戦の7回、飛球を好捕する左翼手徳丸(共同)
  • 韓国戦の6回、三盗に守備の乱れが絡み先制の生還を許す。三塁手山畑(右)(共同)
  • 韓国戦に3番手で登板した今朝丸(共同)
  • 韓国戦に2番手で登板した坂井(共同)
  • 韓国戦の4回、満塁のピンチを併殺で切り抜け雄たけびを上げる中崎(共同)
  • 韓国戦に先発した中崎(共同)
  • 韓国戦に先発した中崎(共同)

<U18アジア選手権:韓国1-0日本>◇7日◇スーパーラウンド◇台湾・新荘野球場

高校日本代表は韓国に敗れて初黒星も、スーパーラウンドの順位決定法に基づき決勝進出を決めた。

台湾、韓国、日本のすべてのチームが2勝1敗で並んだが、日本と台湾が8日の決勝戦に進んだ。

韓国との一戦では、今夏甲子園V投手の中崎琉生(るい)投手(3年=京都国際)が、5回3安打無得点で投手戦に持ち込んだ。なおも0-0の6回に守備の乱れから先制&決勝点を許した。

それでも国際大会での対応力が光る場面もあった。今秋ドラフト候補の石塚裕惺内野手(3年=花咲徳栄)は6回。14球粘ったあと、相手投手の154キロ速球を右方向へ安打にした。果敢に三塁を狙ったがタッチアウトとなった。

◆スーパーラウンドの順位決定法 勝率が並んだ場合は(1)直接対決成績(2)得失点率差(TQB)(3)得自責点率差(4)チーム打率(5)コイントスの順に決める。日本、台湾、韓国が2勝1敗で並び、当該チーム同士の対戦結果が全て1勝1敗のため、TQBを比較。TQBは「(総得点÷攻撃イニング数)-(総失点÷守備イニング数)」で算出され、1位が日本(+0・005)、2位が台湾(0)、3位が韓国(-0・005)となった。

【U18アジア選手権】日本、韓国に敗れ初黒星も得失点率差で決勝進出/詳細