青森山田が逆転勝ちで東北大会出場を決める 夏決勝の再戦を制す/青森

  • 弘前学院聖愛対青森山田 2-2で迎えた8回2死二、三塁のチャンスで、中前2点適時打を放った青森山田・永廣(撮影・浜本神威)

<秋季高校野球青森大会:青森山田4-2弘前学院聖愛>◇23日◇準決勝◇長根野球場

今夏県大会決勝の同カードとなった秋の準決勝は、夏と同じく青森山田が弘前学院聖愛に逆転勝ちし、東北大会(10月12日開幕、福島)出場を決めた。

1-2で迎えた8回2死一、二塁、6番伊藤英司内野手(2年)が同点の左適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。なおも2死二、三塁のチャンスで、続く永広登偉(とうい)内野手(2年)の中前2点適時打で勝ち越し。一塁上で何度もガッツポーズした永広は「うれしすぎて…」。今夏はベンチ外も「自分の代で絶対レギュラー取るぞ」と取り組んできた成果を大一番で発揮した。

24日の決勝は八戸学院光星と対戦する。「明日もまたやるぞという気持ちでいっぱいです」。夏の悔しさを力にこの秋、まだまだ躍動する。