【国体】関東第一が青森山田破り準決勝進出 4番高橋徹平「甲子園よりリラックス」2ラン2発

  • 7回、この試合2本目の2ランを放ち一塁へ向かう関東第一・高橋(中央)(共同)

国民スポーツ大会第2日は6日、佐賀県立森林公園野球場などで行われ、高校野球硬式の1回戦では今夏の甲子園大会準優勝の関東第一(東京)が青森山田を下して準決勝に進んだ。

4番高橋徹平内野手(3年)が、木製バットで豪快な2ラン2発を放って勝利に貢献した。「甲子園に比べてリラックスして打席に入れた。木製を公式戦で使うのは初めてだったけど、打ててよかった」。1回1死一塁で浮いた変化球を左中間へ。7回2死一塁では「真っすぐに張っていた」と左翼ポール際に運んだ。甲子園では18打数3安打で打率1割台。チームは準優勝したが、不完全燃焼だった。「欲を言うなら、日本一を目指したい」と夏に届かなかった頂点を狙う。