イチロー氏が大阪公立校・大冠高を指導 強豪ひしめく中で甲子園への本気度問う「僕も本気で来た」

  • イチロー氏(2024年撮影)
  • 【イラスト】イチロー氏が指導した高校
  • 大冠高野球部員を指導するイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部を指導するイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部の指導を前に、お好み焼きを作るイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部を指導するイチローさん(共同)
  • 指導を終え、大冠高野球部員に言葉をかけるイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部を指導するイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部員に送球を披露するイチローさん(共同)
  • 大冠高野球部を指導するイチローさん(共同)
  • 指導を終え、大冠高野球部員と写真に納まるイチローさん(共同)

日米通算4367安打を積み上げたイチロー氏(51=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が、9、10日の2日間、大阪府の公立校・大冠(おおかんむり)高校のグラウンドで、同校の硬式野球部員59人(女子マネジャー、引退した3年生含む)に、猛者がひしめく大阪で勝ち抜く覚悟を問うた。

イチロー氏の高校野球部指導は今回で通算9校目。強豪私学ひしめく激戦区・大阪で、90年(平2)の渋谷以来の公立勢の甲子園出場を目指す同校選手からの手紙によるラブコールに応えた。97年から同校を率いる東山宏司監督(62)も「悲願の甲子園出場」を熱望する。

春夏通じて甲子園出場のない同校だが、17年夏の大阪大会決勝では大阪桐蔭と激戦を繰り広げた。両軍2ケタ安打の打撃戦を展開し、8-10で惜敗したが、7年経った今も語り草となっている。

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