【明治神宮大会】松坂世代以来V“シン横浜”が再び高校球界を席巻か 来春センバツも優勝候補

  • 広島商対横浜 優勝旗を手にする横浜・阿部葉主将(撮影・野上伸悟)
  • 広島商対横浜 優勝しガッツポーズの横浜・阿部葉主将(撮影・野上伸悟)
  • 広島商対横浜 9回表広島商1死二、三塁の場面で登板した奥村頼(撮影・浅見桂子)
  • 広島商対横浜 優勝の記念撮影を終え引き揚げる横浜・村田監督(左)(撮影・野上伸悟)
  • 広島商対横浜 優勝した横浜・阿部葉主将(左)は、次の試合で球場入りした青学大・佐々木主将から祝福される(撮影・野上伸悟)
  • 広島商対横浜 力投する横浜・奥村(撮影・野上伸悟)
  • 広島商対横浜 記念撮影する横浜ナイン(撮影・浅見桂子)
  • 明治神宮大会 横浜対沖縄水産 横浜・松坂大輔投手(1997年11月19日撮影)
  • 明治神宮大会 横浜対豊田西 横浜・松坂大輔投手(1997年11月16日撮影)
  • 【イラスト】明治神宮野球大会・高校の97年以降決勝
  • 【イラスト】センバツ出場校候補
  • 【イラスト】21世紀枠推薦校
  • 【イラスト】横浜の公式戦15連勝
  • 【イラスト】横浜の公式戦44連勝

<明治神宮大会:横浜4-3広島商>◇高校の部◇決勝◇25日◇神宮

“シン横浜”への出発だ。横浜(関東・神奈川)が広島商(中国)を4-3で破り明治神宮大会を制した。前回Vは97年秋。松坂大輔投手を擁し、春夏の甲子園、国体(現国民スポーツ大会)を合わせた「4冠」への起点になった。あれから27年。伝説世代の6年後輩にあたる村田浩明監督(38)が、豊富な選手層を育て上げ“横浜1強”時代へのスタートを切った。

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横浜の選手たちに金メダルがかけられた閉会式に、1人いない。先発し、9回途中まで熱投した織田翔希投手(1年)だ。早くも26年ドラフトの上位指名候補と騒がれているまだ細身の右腕が、いない。

村田監督は「よくやった」と声をかけ、休ませた。「疲れ果ててましたね。いつも強がる織田もさすがにへばっていた。人間、疲れ果てるとこんな感じなんだなって」。グータッチで救援に向かった背番号1の左腕、奥村頼人投手(2年)が最後の打者を直球3球で空振り三振に仕留め、1点差を制した。

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