レッドソックス傘下3A上沢直之「悔しい」右肘を痛めてシーズン途中で帰国「まずはリハビリ」
レッドソックス傘下3Aウースターに所属する上沢直之投手(30)が17日、帰国した。
5日にリリーフ登板したナショナルズ傘下3Aロチェスター戦で右肘を負傷し、7日に7日間の負傷者リスト入り。今後の登板機会がなく、マイナーのシーズン終了を待たずして日本へ戻った。上沢は「怪我でシーズンを終えることになり悔しい気持ちですが、まずはリハビリをしっかり行いながら、来年に向けてトレーニングを続けていきたいと思っています」とコメント。今後の去就はこれから熟考する。
昨オフに日本ハムからポスティングシステムを利用して臨んだ米挑戦1年目の今季は、マイナー契約を結んだレイズでキャリアをスタートも開幕メジャー入りを果たせず、3月末にレッドソックスへ移籍。ウースターで登板を重ねて4月末に初のメジャー昇格を果たすと中継ぎで2試合に登板した。5月上旬から再びウースターへ合流も状態が上がらず、メジャー再昇格はできなかった。
レッドソックスでは2試合登板で勝敗は付かず、防御率2・25、3Aでは20試合(先発6)で5勝4敗、防御率7・63だった。