大谷翔平シルバースラッガー賞、「50-50」流行語もノミネート
米大リーグ機構は4日(日本時間5日)、打撃のベストナインに相当する今季のシルバースラッガー賞の最終候補を発表し、日本人ではドジャース大谷翔平投手(30)がナ・リーグのDH部門、カブス鈴木誠也外野手(30)が同外野手部門で2年連続候補入りした。
大谷は159試合にDHで出場し、打率3割1分、54本塁打、130打点、59盗塁。本塁打と打点はリーグ1位、打率と盗塁は2位で、史上初の50本塁打&50盗塁(50-50)を達成した。受賞すれば、46本塁打を放ってMVPを獲得した21年、44本で初の本塁打王に輝いた昨年に続いて、2年連続3度目となる。過去に日本人ではイチロー(マリナーズ)が01、07、09年に3度選出されており、最多に並ぶ。他に日本人の受賞者はいない。
ナのDH部門は大谷のほかに、打率3割2厘、39本塁打、104打点、1盗塁のオズナ(ブレーブス)が最終候補に挙がった。ドジャースからは捕手でスミス、一塁手でフリーマン、外野でT・ヘルナンデス、ユーティリティー部門でベッツが候補入りした。同賞は各球団の監督とコーチ3人による投票で選出され、受賞者は12日(同13日)に発表される。
この日発表された「2024ユーキャン新語・流行語大賞」では「50-50」がノミネートされた。大谷は今オフも受賞ラッシュとなりそうだ。