新人王発表、今永は4位 全米野球記者協会が投票の内訳を公開 ナはスキーンズ、アはヒルが受賞
今季の新人王の受賞者が発表され、ナ・リーグはパイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が選出された。
スキーンズは23年ドラフトで全体1位で指名され、今年5月にデビュー。23試合で11勝3敗、防御率1・96、170奪三振を記録して球団の新人最多記録を更新した。パイレーツでは球団史上2人目の新人王となった。
全米野球記者協会は会員30人による投票の内訳を公開し、スキーンズは23票の1位票を獲得。2位は今季24本塁打を放ったパドレスのジャクソン・メリル外野手(21)で1位7票、2位23票だった。続いて3位26票のブルワーズのジャクソン・チョウリオ外野手(20)、4位にカブス今永昇太投手(31)が入った。今永は今季29試合で15勝3敗、防御率2・91を記録。3位票を4票獲得した。
なお、ア・リーグは今季15勝を挙げたヤンキースの先発右腕ルイス・ヒル(26)が受賞。MLB公式サイトによると、両リーグの受賞者が先発投手だったのは1981年以来、43年ぶりだという。