張本勲氏 侍ジャパン敗因は「小久保監督と打線」

 張本勲氏が26日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。WBCで準決勝敗退の侍ジャパンについてコメントした。

 「武士の情けで負けたチームを悪く言いたくないけど、原因は2つあると思う」と切り出した。

 「まずは小久保監督。コーチも監督もやってない人に大役を与えた。例えばね(MCの)関口(宏)さんにNHK紅白の総合司会をしろと。やるでしょうけど戸惑うわね。戸惑うじゃない。非常に大役なんですよ。良いコーチを付けてやるべきなんですよ。人事ですよ。監督の言うことを聞かないでチームをかき回すコーチを付けてどうするの。選手はみんな見ているからね」とバッサリ。

 続いて「(2つ目は)打線。迫力がない。3番の青木。素晴らしいバッターですよ。リトルイチローと言われるくらい素晴らしい選手。でも35、6歳ですから。ピーク過ぎているんだから3番に置いちゃダメ。結婚式とパーティーといっしょで席とかというのはだいたい決まるんですよ。上司とか肩書きで。バッターもあるんですよ、役目とか。青木は内川と同じように代打の切り札で置いておけばいいんですよ。3番は山田でしょう。(昨季)38本ホームラン打ってるんですよ」と指摘した。

 張本氏は「トータル的にこの打線が一番良い」とオーダーも以下のように披露していた。

1(遊)坂本

2(二)菊池

3(指)山田

4(左)筒香

5(一)中田

6(右)鈴木

7(三)松田

8(捕)小林

9(中)秋山

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