東北福祉大・大塚監督「選手に感謝」就任後初日本一

<全日本大学野球選手権:東北福祉大6-2国際武道大>◇17日◇決勝◇神宮

 東北福祉大(仙台6大学)が、国際武道大(千葉県)に快勝し、14年ぶり3度目の優勝を飾った。

 1回に深江大晟内野手(4年=八戸学院光星)の2ランで先制。同点に追いつかれた直後の2回には、最高殊勲選手賞に輝いた吉田隼外野手(4年=国士舘)が勝ち越し打を放ち、4投手のリレーで守りきった。

 元西武の大塚光二監督(50)は、就任後初の日本一を達成した。優勝会見に臨んだ大塚監督は「選手時代の優勝より、1000倍うれしいです。全国に入ってからは選手に助けられた。日々、良くなったし、僕からは何も言ってないです。こんなにたくましくなるんだなと。いいチームで、勝てるチームになったし、選手に感謝しています」と笑顔で話した。

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