ミキハウスの元巨人桜井俊貴が9回に登板し1回2安打0封「ストレート主体で空振りも取れた」

  • YBSホールディングス戦で9回表に左前適時打を放ちベンチにポーズするミキハウスの島沢良拓(撮影・塚本光)

<都市対抗野球近畿地区第2次予選:ミキハウス11-4YBSホールディングス>◇第1代表決定トーナメント1回戦◇21日◇大阪シティ信用金庫スタジアム

ミキハウス(八尾市)がYBSホールディングス(赤穂市・姫路市)に11-4で勝利した。

9回に元巨人ドラフト1位で今年現役に復帰した桜井俊貴投手(30)が登板した。2安打されピンチを背負うも無失点で試合を締めた。「先頭を出したのはちょっと反省。ストレート主体で空振りも取れたので、あとは精度を上げるだけ。変化球もカウント取れたのでよかった」と振り返った。

陣田匡人監督(45)が、桜井について「バッターの駆け引きを登板重ねるごとに調整してきてくれた。楽しみではあります」と明かした。この日3安打の島沢良拓外野手(25=共栄大)からは、「(年が)上には見えないような接し方をしてくれるのでやりやすいです。打って勝たせてあげたい」と慕われている様子だ。