【都市対抗予選】元阪神の北條史也が適時二塁打を放つ活躍 三菱重工Westがニチダイに快勝

  • ニチダイ戦で適時打を放ちベンチにポーズする、三菱重工Westの元阪神・北條

<都市対抗野球近畿地区第2次予選:三菱重工West6-1ニチダイ>◇31日◇第8日◇第3代表決定トーナメント準々決勝第2試合◇大阪シティ信用金庫スタジアム

39回の本大会出場経験がある三菱重工West(神戸市・高砂市)の元阪神・北條史也内野手(29)が2打数1安打1打点2四死球と活躍し、11年ぶり3回目の出場を目指すニチダイ(京田辺市)に快勝した。

三菱重工Westは23日の日本生命戦は完封負けだったが、この日は3回裏に均衡を破った。2死一、三塁から2番指名打者の古川卓人外野手(26=横浜商大)が左翼へ先制適時打を放つと、3、4番の連打で3点を追加。なおも2死二塁の場面で5番北條が左翼線へ適時二塁打。この回一挙5点を奪った。

北條は「結果的に二塁打になったので、1点入ったのでよかったかなと思います。点が入れば何でもいいので」と落ち着いた様子だった。

投手陣はプロ注目の右腕竹田祐投手(24=明大)と鷲尾昂哉投手(24=関大)が登板し、竹田は先発で6回4安打1失点、久しぶりの登板となった鷲尾は3番手で1回無安打2奪三振の好投を見せた。

竹田は「チームに勢いのつく投球ができてよかったです」と振り返り、鷲尾は「いい球が行ってたと思います」と満足げだった。

三菱重工Westは準決勝に進出し、同日に同球場で行われた試合で勝利したNTT西日本(大阪市)と、6月3日に大阪シティ信用金庫スタジアムで対戦予定だ。