【大学選手権】天理大が青学大に8回コールド負けで決勝進出ならず 4番石飛は涙「悔しいです」
<全日本大学野球選手権:青学大10-2天理大>◇15日◇準決勝◇神宮
天理大(阪神)が前回大会王者の青学大(東都)に8回コールド負けを喫し、初の決勝進出を逃した。
先発長尾渉佑投手(3年=岡山商大付)が初回にプロ注目の5番佐々木泰内野手(4年=県岐阜商)に左越えの先制3ランを被弾するなど3回途中5失点で降板。4回2死満塁からは再び佐々木に中前2点適時打を許すなど、佐々木1人に4安打6打点と打ち込まれ、流れを持っていかれた。
打線は8点を追う4回に2点を返したが、反撃は及ばなかった。1、2回戦で7打席連続安打、1試合3二塁打、1イニング2安打と3つの大会記録に並んだ4番石飛智洋外野手(4年=出雲西)は、この日は3打数1安打。通算14打数8安打7打点、打率5割7分1厘で大会を終えた。
石飛は目に涙を浮かべながら「悔しいです。最後の最後で納得いくような、チームを勝たしてあげられるようなバッティングができなかった。もっともっと練習して、また秋にこの神宮に戻ってきたいです」とさらなる成長を誓った。