青学大が大学選手権の優勝報告会 佐々木泰主将「足元を見つめ直し結果がついてきた」
全日本大学野球選手権で連覇を達成した青学大の優勝報告会が21日、都内の同大青山キャンパスで行われた。学生や関係者の前で安藤寧則監督(47)、佐々木泰主将(4年=県岐阜商)らが感謝の気持ちを述べた。
安藤監督は、大学関係者に感謝の言葉を述べた後、「野球はなかなか勝ち続けるのは難しい競技のひとつ。その中で2年連続で勝ちきったというのは、本当に日々の学生たちの頑張りがあってのことだと思いますので、そこを褒めてやってほしいと思っています」と、その難しさを口にした。 足元を見つめ直し、優勝を手にした。リーグ戦では8連勝の後の3連敗で、優勝も危ぶまれる中、チーム一丸となり、手にした優勝。佐々木は「オープン戦も結果がついてこない時期もあって。まずは足元から、見つめ直し、結果がついてきた」と、あらためて春のリーグ戦を振り返った。
もう秋への戦いは始まっている。安藤監督は「これ(優勝)におごることなく。謙虚さをもって、向上心、探求心をもって学生たちとまい進して。彼らが口にしている昨年達成できなかった『4冠』。それをとるためにはまずは秋のリーグ戦を勝ち抜くしかありません。またしっかりと足元を固めて、一枚岩となってやっていきたいと思います」と、話した。
悲願の「4冠」へ。選手たちは力強く秋へ向かう。