【都市対抗野球】三菱重工East、初優勝王手 リリーフエース本間大暉2回無安打0封の好救援
<都市対抗野球:三菱重工East4-1東京ガス>◇第11日◇29日◇東京ドーム◇準決勝
2年連続14回目出場の三菱重工Eastが初優勝に王手をかけた。
5回、一気に畳みかけた。無死一、二塁から中前祐也内野手(22=中大)の中越え二塁適時打で先制すると、なおも無死二、三塁から対馬和樹捕手(32=九州共立大)の二ゴロ、矢野幸耶内野手(29=北陸大)のスクイズと、長短打に小技も絡め、この回3点を挙げた。
投げては先発の笹森公輔投手(23=上武大)が5回を投げ3安打無失点に抑え後ろにつなぐと、8回無死一、三塁のピンチに本間大暉投手(29=専大)がマウンドへ。得意のスライダーと直球で3者連続三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。2回無安打無失点の好救援に「後輩が作ったピンチ。僕がカバーしたかった」と、優しくほほ笑んだ。
優勝請負人だ。2年前はENEOSの補強選手として優勝を経験した。「自チームでの優勝が目標だった。やっときたか、という思い。いつでもマウンドに上がります」。頼れるリリーフエースが、優勝に導く。