【明治神宮大会】創価大の左腕田代涼太は初回満塁弾で涙 来季は四国IL徳島「1年でプロに」

<明治神宮大会:青学大7-3創価大>◇大学の部◇決勝◇25日◇神宮

創価大(関東5連盟)は青学大(東都)に敗れ、優勝はならなかった。

189センチ左腕の田代涼太投手(4年=帝京)は先発したものの、2回4失点で涙をのんだ。

初回、安打と連続四球で満塁とし、青学大の5番に先制満塁本塁打を浴びた。「もう四球を出せなくて、慎重に行きすぎました。力不足です。自分の投球をする前に終わってしまった感じです」。

とはいえ全国の決勝まで来た。「そこに感謝をして、またここ(神宮)のマウンドに戻ってくれるように」と誓う。独立リーグの四国IL・徳島に入団する。

「徳島さんは球速を上げるのにたけているチームだと思います。お話をいただいた時に、自分はそこが一番いいなって思って。年齢のこともありますし、僕は1年でプロに行きたいなっていうのがあったので」

現在は最速145キロだ。「球速を上げるのもそうですし、今日の相手の(青学大の)中西君みたいな淡々と投げられる投手に」。徳島であと5キロ速くなれば、希少な角度と相まって、取り巻く景色もがらっと変わる。【金子真仁】

【明治神宮大会決勝 ライブ速報】はこちら>>