【DeNA】森敬斗700万円増2300万円「最後のチャンス」でキャリアハイ71試合出場で日本一貢献
来季は「開花」のシーズンにする。DeNA森敬斗内野手(22)が29日、横浜市内の球団事務所で契約更改を行い、年俸1600万円から700万円アップとなる2300万円でサインした。「今年が最後のチャンスだなという気持ちが正直自分の中でもあった。ちょっと遅いですけど、やらなきゃいけな、やらないと終わるぞ、という気持ちはありました」と危機感を結果につなげた。
5年目の今季はキャリアハイの71試合に出場して打率2割5分1厘、8盗塁をマーク。強肩と俊足を武器に規格外の守備でもファンを魅了した。ポストシーズンではCSファーストステージから日本シリーズまで全試合、遊撃で先発して26年ぶりの日本一に貢献。来季へのさらなる飛躍も期待させた。
オフは2年連続でソフトバンク近藤に弟子入りして、パ・リーグMVPの技術とマインドを吸収しに行く。森敬は「打撃に関しては、シーズン最後の方からポストシーズンにかけての形を続けていく、というところ。守備は安定性と試合の状況を見てのプレー、とっさの状況判断とかをもっとうまくできるようになりたいです。あとは盗塁王についても狙えると思っているので、どんどん走って得点に絡んでいきたい」と課題を挙げた。(金額は推定)