【ヤクルト】山田哲人、現状維持5億円「スピード生かした野球」目標にオフは走り込み増やす

  • 契約更改交渉を終え、会見に臨むヤクルト山田(撮影・水谷京裕)

ヤクルト山田哲人内野手(32)がスピードアップを図り、かつての輝きを取り戻す。

都内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の5億円でサインした。7年契約4年目の今季は2度の離脱もあり、110試合で打率2割2分6厘、14本塁打、39打点。「けがしないのが一番だったんですけど、開幕戦で肉離れしてしまったので。本当に悔しいというのが最初に出てくる」と悔しさをにじませた。

打率3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを獲得した頃のように。「あの頃はグラウンド駆け巡ってましたし、躍動感もあったと思います。そういうプレーを球場でできたら」と、今オフは走り込みの量を例年以上に増やし、走力アップに努める。来季の主将を務めることも決まり、「自分のスピードを生かした野球をしたいと思いますし、キャプテンとしてチームをまとめて優勝に貢献できるように頑張りたい」。22年以来のリーグ優勝に向かって、走り出す。

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