東京1位村田兆治、巨人1位高田繁

 コミッショナー事務局へのリスト提出は中止。12球団が抽選で指名順位を決め、1位から順々に選手を指名、ダブリのないシステムになった。この年、東京が村田兆治投手(福山電波高)を、巨人が高田繁外野手(明大)を1位指名。南海はトップでクジを引き、最も多くの選手を指名(16人)。しかし1位指名・藤原真投手(慶大)が入団を拒否して社会人の鐘紡入り。1位指名のプロ拒否は抽選制に移行後初めてだった。