甲子園沸かせた荒木がヤクルトへ

 甲子園のヒーロー・荒木大輔投手(早実)は、巨人とヤクルトから指名を受けた。この年最下位のヤクルトは、相馬球団社長の黄金の左手で「ヤクルト荒木」が誕生。巨人は斎藤雅樹投手(市立川口高)に乗り換えた。この年の中日3位指名、市村則紀投手(電電関東)はすでに2人の子供を持つ30歳の父親で「ドラフト史上最高年齢選手」と話題になった。